あなたが好きです ページ2
あれから顔を一度もあげてない。
レジで商品をうけとったのもグク。
彼の一歩うしろについて店を出たきり
ずっとうつ向いている気がする
彼が手に持つ袋のなかでアイスが
仲良くひっついている。
" 私達みたい "
だったらいいな〜...
そんなことを思っている自分がはずかしくて
それをかき消すかとように前を向いた
見慣れない景色
そういえば結構あるいたな..
気づけばいつしか
公園にいた。
ここは何処だと
ただ呆然としている私をよそに
ペンキが剥がれてきているベンチに
そっと腰を下ろすグク
「 隣...来たら？ 」
いつもならすぐに座るだろう。
でも今は...
そっと顔を横にふった
我慢できなくなったんだ
彼のどうした？って言葉で感情を爆発させた
「わたしのことは何？アイスかうのも、コンビニ行くのも、私とどこかへ行くのも、可愛い人に会いにいく口実？」
つぎつぎに言葉がでる
「いつも可愛いねって言ってた女の人がいる場所にデートしにいくよね？何？わたしのこと一目惚れしたのもグクには日常茶飯事のことだったの？？」
自分って可愛くないな〜って思った
だって涙がでない。
悲しすぎてこんな時でも可愛く泣けないんだ
そんな彼を睨もうとした私の目にとびこんできたのは
彼の白い歯だった
「何笑ってるの」
「遅いよ。遅い、Aさあ、嫉妬するの遅すぎ。」
歪んだ表情の私をみて 鼻でわらった彼
「どうゆうこと。」
意味が分からなかった
「ずっと好きとか言ってくれなかったからさ..こうでもしなきゃ嫉妬とかさ焼きもち..？みたいなのしてくれないとか思って^^
毎回分かりやすくしてたのに、おまえまで"可愛いね〜"なんて言うから。」
まいっちゃうよ。なんて はにかみながら私を見上げる彼が愛しくて、もどかしくて。
「あほ」
ごめんね、なんてすぐに言葉にでなくて最後まで可愛くない私
「嫉妬した？あ〜でもこうなったってことはしたんだよね？嫉妬^^」
意地でも頷かない私に笑いながら立ち上がる彼
「むかつくから今度はわたしが嫉妬させるから」
そんな私に満面な笑みで
"すぐ嫉妬してすぐ爆発するからだめ"
だなんていう彼
「Aのせいでアイス溶けた..」
ジョングク、ごめんね
そして
「あ、ちなみに 一目惚れするのAが最初で最後ね^^」
ありがとう
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まかろん(プロフ) - ﾇﾅさん» 少し変わったお話ですが！リクエストのお陰でストーリーの幅がひろがりました！ (2014年6月28日 2時) (
レス) id: 0522f7ff95 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - なつじんさん» ありがとうございます（＾＿＾）！グクのお話無事完結しました！ (2014年6月28日 2時) (レス) id: 0522f7ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ﾇﾅ - ｼﾞﾐﾝちゃんのﾇﾅ嬉しいーー(*^^*)更新たのしみです♪ありがとうございます！ (2014年6月27日 8時) (レス) id: 94cddae186 (このIDを非表示/違反報告)
なつじん - ぐく ( ´Д` ) 泣きすぎて呼吸が ....。続き期待してます！ (2014年6月25日 8時) (レス) id: 75868ca315 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - アミさん» グクのお話、なんか思ったより切なくなってしまいました。鼻血 (2014年6月23日 23時) (レス) id: 0522f7ff95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん | 作成日時：2014年6月11日 11時
