過去編5 ページ29
Asido
太宰「行かせると思ったかい?」
兄さんが此方に手を伸ばす。
パンと乾いた音がして兄さんの手から赤い液体が飛び散る。
撃ったのはグランピー。
グランピー「異能力無効化の異能力者太宰治、俺達は触れられないが普通の銃は効くんだなァ」
太宰「くっ…ってことは君達は異能で創られたのかい?だったら…」
兄さんは懲りずにドックに手を伸ばす。
グランピーが撃とうとするけど兄さんの部下らしき人に襲われる。
仕方ない!
僕はドックの前に立つ。
そしてスピードがついている兄さんの手をとって左側に強く引く。
兄さんの上体が大きく傾いたところで足を掛け…掛からなかった。
兄さんは手を回して僕の手をほどく。
そのまま右回りに回りながら助走をつけ、左足で僕の腹を蹴る。
僕は腕をクロスし、腹を守るが勢いが強くて壁に叩きつけられる。
計算通り。
A「逃げるよ、ドック!」
ドック「はい!」
ドックが此方に走って来る。
兄さんは気付くけど動けない。
僕は知っている。
兄さんは蹴りの後、ほんの少しだけ隙ができる。
逃げるなら、今だ!
僕はドックの手を取った。
14人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
wakabonta(プロフ) - 何がわかるの?のところで中也の台詞らしき所が樋口ちゃんになってますよ!間違ってたらごめんなさい! (2018年12月18日 17時) (レス) id: 0c50b15e4a (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - 瑠羽様こんばんはー!えっ!?文豪見てない自分だけどスッゴいのめり込んで読んじゃったよ!43ページからマシンかー!!ってなったよ!!ミステリーもサイコもSFもアクション好きの自分にはたまらない作品!!★10しかないでしょ!!ズドドドド(連打)!! (2017年7月31日 22時) (レス) id: f6a5d4b00c (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽(プロフ) - さよさん» 今日から更新再開だぁぁぁぁぁーーーー! (2017年5月18日 15時) (レス) id: 31a82a800a (このIDを非表示/違反報告)
さよ - 頑張って\(^^)/ (2017年5月15日 16時) (レス) id: 39edbc84cd (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽(プロフ) - さよさん» コメント有り難う♪これからも頑張って更新していきたい♪でも一寸待って… (2017年5月15日 16時) (レス) id: 31a82a800a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:瑠羽 | 作成日時:2017年2月23日 16時