副官失格 ページ16
Asido
芥川「何をする！下ろせ！」
樋口「先輩に何を！」
嗚呼、もう！気付かない副官超ウザい。
A「樋口ちゃんはエリス嬢をお願い。」
エリス「樋口、お願いね。」
しっかり空気読むエリス嬢いい子。
でも…
芥川「おい、神将。ふざけるな。離せ。否、下ろせ。」
淡々とした声とはいえ、さすがに、五月蝿い。
僕は右手の手袋を口を使って外す。
A「異能力…堕天使の安らぎ。」
青く光った手でポンと触れると芥川君はすぐに意識を飛ばした。
樋口「先輩！」
え、まだ居たの？
樋口ちゃんが凄い形相で僕を睨む。
めっちゃ怖いんですけど。
エリス「樋口、早く帰りたいわ。」
エリス嬢は樋口ちゃんの服の袖を引っ張ってる。
めんどくさいなぁ。
A「異能力…堕天使への信仰。」
芥川君を心配して近くに来て居た樋口ちゃんに触れる。
フッと樋口ちゃんの目から光が消える。
僕は耳元に口を寄せる。
A「エリス嬢を首領のところに送ってください。決して粗相のないように。」
樋口「はい。」
樋口ちゃんはエリス嬢の手を取る。
樋口「参りましょうか、エリス様。」
エリス「ええ。」
エリス嬢は嬉しそうに樋口ちゃんと車に乗った。
エリス「バイバイー。A！」
車が見えなくなると、僕は一人でため息を吐いた。
A「副官失格。」
よ・く・か・ん・が・え・た・ら〜。
あぁぁぁぁぁぁぁ！失敗したぁぁぁぁぁぁぁ！
ちっ。しゃーない。
僕は芥川君を左肩にかけて、黒いショルダーバックから水筒を取り出す。
中身？
きな粉(粉)と砂糖を混ぜたもの。
僕は其れを一口食べる(呑む？)と眼帯を外した。
A「異能力…堕天使の飛行。」
僕は黒い羽を広げ一気に上空へ浮かんだ。
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堕天使の安らぎ
手で触れた相手を眠らせる
堕天使への信仰
手で触れた相手に、その後の第一声の命令に従わせる
堕天使の飛行
黒い羽が生えて飛べる
こんな感じです。
ネーミングセンスが無いのは許して下さい。
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wakabonta(プロフ) - 何がわかるの？のところで中也の台詞らしき所が樋口ちゃんになってますよ！間違ってたらごめんなさい！ (2018年12月18日 17時) (
レス) id: 0c50b15e4a (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - 瑠羽様こんばんはー！えっ！？文豪見てない自分だけどスッゴいのめり込んで読んじゃったよ！４３ページからマシンかー！！ってなったよ！！ミステリーもサイコもSFもアクション好きの自分にはたまらない作品！！★１０しかないでしょ！！ズドドドド(連打)！！ (2017年7月31日 22時) (レス) id: f6a5d4b00c (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽(プロフ) - さよさん» 今日から更新再開だぁぁぁぁぁーーーー！ (2017年5月18日 15時) (レス) id: 31a82a800a (このIDを非表示/違反報告)
さよ - 頑張って＼(^^)／ (2017年5月15日 16時) (レス) id: 39edbc84cd (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽(プロフ) - さよさん» コメント有り難う♪これからも頑張って更新していきたい♪でも一寸待って… (2017年5月15日 16時) (レス) id: 31a82a800a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠羽 | 作成日時：2017年2月23日 16時
