俺の家には妖怪（ガキ）？がいる

5.俺「お…お前ら誰だ！」 ページ9

布団から勢いよく飛び出し洗面所の鏡へと向かう

！

やっぱり…

思ってた通り顔には子供が描いたような落書きだらけ

はぁ…ってそうじゃなくて！
なんでここで落ち着けるんだよ俺！

どう考えてもおかしいだろ。この家には俺一人しかいないんだぞ。

ましてや子供なんてなおさらいるわけない…

てことはやっぱり幽霊？！

そんな非科学的過ぎる！
この世に幽霊なんて居ない…幽霊なんて居ない…よし。

とりあえず朝メシ済ませよ

悠斗「今日俺日直だったわ。面倒くさ」

？「いやーにしても良く書けマシタネ！」

？「久々にお絵描き楽しかったよ〜。キューちゃんの悪戯はいつも楽しいね」

？「それほどでもあるデス。(照)」

まただ…この声何度も聞いたけど姿がどうしても見えない

やっぱり幽霊なのか…？

昨日の雷が落ちて停電になったときもこの声がした。

…でも今日はいつもよりハッキリと聞こえる。

急いで寝室に戻りふすまを開ける

バンッ

？「ビクッ」
？「ひゃぁ！」

悠斗「だ……誰だお前ら！」

？「私達以外にも何かいるんデスカ？！」

こいつら俺が見えてないと思ってる？

悠斗「お前らのことだよ！そこにいるガキ共！」

おっと言葉遣いが…

？「…なんとっ！悠斗私達のことが見えるのデスカ！」
？「ええ！」

ん？見えないと思ってた？

？「今までずっと見えてないと思って沢山の悪戯をしてきました…なのに、なのに！騙しましマシタネ！」

悠斗「いやいやいやいや！どう考えてもおかしいだろ！なんで俺が悪者みたいになってんだよ！それにお前らいつからいるんだ！」

？「悠斗が来る前からデス」
？「もしかして悠斗今初めて私達のことが見えてるの？」

来る前から？じゃあなんで俺は気づかなかったんだ…

…てか

悠斗「今までの悪戯全部お前らの仕業かよ！！」

？「さぁー(棒読み&目逸らし)」

悠斗「バレバレだかんな」

？「悠斗はエスパーデスカ？！」

悠斗「お前が分かりやすいだけだろ」

もう何がどうなってんだか…orz

6.俺「妖怪なんて…非科学的すぎる！」→←ありがとうございます（泣）

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