第20話 ページ21
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結論から云う。
俺は_____
「(完ッ全に酩酊した……、)」
いつも通り寝室で目が覚め、狭いリビングへ入ってから俺は察した。と云うか理解し、そう確信した。
同時に変な汗が首を伝う。
内心ではダラダラと冷や汗をかきながら。
何処か違和感は有ッたンだ。
口内は
まァそれは善くある事なンだが______
矢っ張り、そうだ、…よな。
「……やっちまった、」
その光景を見て、朝イチで顔が引き攣った。
昨晩使ったにも関わらず整頓された机上。
綺麗に片付いた
確りと消されている電気やガス。
それに__________ソファで眠るA。
血の気の引く音が聞こえる
「おい、……A」
それでも恐る恐る、Aの名を呼んで上から覗いて見た。
聞こえるのは、規則正しい小さな寝息。
返事はなし。それもそうだよな。うん。
ビクリともしないAを確認すると、何故か安堵と焦りが同時に溢れ、思わず溜息が零れ落ちた。
結果が善かったか否かは俺には判断できない。
ただ、焦りと罪悪感が胸を襲っている。
「本当俺……、Aに迷惑かけすぎ」
Aの隣にちゃっかり座って、膝に肘を起きながら顔を覆った。
客人の前で悠々と泥酔。その上片付けさせてソファで寝かすなんて罪が重すぎるッてのにさ
____俺、何してンだよ。
指の間から零れ落ちた黒い髪。
何故か息を止めて、顔の隣に手を置きながら覗き込む様に近づいてしまう。
この胸のざわめきは罪悪感からでは無い。
音一つしない部屋の中で、俺の服の擦れる音だけが聞こえるから。余計にそいつは波を立てる。
「っ、……ぶねェ…」
____最中、華麗なAの寝返りが発生。それも仰向けになっ
仰向け！？
「ち、違」
その距離は____目と鼻の先だ。
ちょっと心臓が吹っ飛びそうになッた所で我に返ッた。だから…、何やってンだよ俺は
どうにもこうにも調子が可笑しい。
頭を左右に振って離れようとした。
_____時。
『う、……ン』
寝惚けた唸声。二度目の寝返り。
ふわり、と俺の香りが香る。
そして数秒後。
遅れて、心臓がバクバクと暴れだした
「お、い、A…、なァ」
漸く頭が追い付いて、何の嫌がらせか、同時に体温が上昇して往くのが判る
______寝惚けたAに、抱きつかれたせいで。
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レインボー文豪娘 - このぶっ飛んだ始まりと、「また家を吹っ飛ばしに行く」というセリフが素晴らしすぎました。最高でした。 (4月14日 22時) (
レス) @page40 id: d65177cced (このIDを非表示/違反報告)
しおぽんら(プロフ) - テトさんと同じなのですが、プリ小説という小説サイトで活動していますか？設定もセリフも同じなので気になってコメントさせてもらいました。リンクはこちらですhttps://novel.prcm.jp/novel/U7KPVPevcPuDxlQlBkXn (9月2日 17時) (レス) @page1 id: 535c2b64b5 (このIDを非表示/違反報告)
テト(プロフ) - 初コメがこんなのですみません。あの…プリ小説という小説で活動していますか？なにやらプリ小説内で先程こちらと似たような作品を見つけまして…もしかしたらこの作品がパクられているかもしれないのでコメントさせてもらいました (8月30日 15時) (レス) @page1 id: e3b6735391 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫もふお - 神作品ありがとうございますっ！！！ (8月18日 12時) (レス) @page18 id: 9c4f5ea239 (このIDを非表示/違反報告)
未栄 - 最高すぎて鼻血出るかと思いました (8月1日 13時) (レス) @page40 id: af42dbf40e (このIDを非表示/違反報告)
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