僕らの恋はいつも遅い 3(JW青×緑) (ページ7)

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確認ページ7

緑side

朝が苦手な俺もしっかり起きて、準備を始める

またあとで無いもんは買いに行かなあかんし、

テーマパークなんやから、

派手な服がいいなぁとか。

お土産入れるようの袋も入れとかなあかんなぁとか。

ウキウキしながら準備するのは楽しかった。

無いもんはそんな無いけど、シャンプーとか入れるようの容器が欲しい

りゅうとまたあとで百均に買いに行こっ

今日はおかんが仕事。

昼から俺は出て、そのままりゅうの家から駅に行くからすれ違いなんよね

昨日の夜の残りのカレーを昼ご飯に食べてから、
おかんに宛てた置き手紙を書いた。

『いってきます。楽しんでくるね。』

そして大荷物を持ってりゅうの家に向かった

だいぶ涼しくなってきて、夏よりかは歩くのが相当楽になった

気持ちがいい風に後押しされるようにりゅうの家に着く

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

チャイムを鳴らすと数秒の閑静

ガチャっと開くドアの向こうにはりゅうのお母さんがいた。

母｢いらっしゃい！どうぞ入って〜｣

綺麗なお母さんだ。

お母さんがりゅう！と大きな声で呼ぶ

部屋からダッシュで出てきたであろうりゅうが姿を現した

青｢いらっしゃい、上行こっか。荷物持つわ！｣

重たいキャリーケースをりゅうに任せ、玄関から上がった

｢お邪魔します。｣

前を歩くりゅうの後ろをついて行く。

やっぱり重そう笑

青｢入っとって〜、俺お茶持ってくるから｣

りゅうの部屋に案内され、床に座る

ベッドに広げられた服がなんともりゅうらしい

まだ準備途中なのか至る所に物が置いてある

青｢はい、どうぞ｣

｢ありがと、｣

歩いてきて乾いた喉に冷たいキンキンのお茶が流れ込む

｢ふぁぁ、｣

みっともない声。りゅうはふふっと笑った

青｢あのなぁ、まだ準備終わってないんやけどさ……、なに必要かが想像つかへん笑｣

さすがりゅうとでも言っておこうか

｢俺のやつ見せるから、中入れてってな？｣

青｢ありがと〜｣

そしてりゅうとの確認が始まった

ほんまにりゅうはなんも用意してへん笑

昼から行ったのに、終わったのは2時半

どんだけやってんの、、、

青｢よし！足らんもんも分かったし百均行くか！｣

｢長かったなぁ笑、行こっか｣

そして部屋を飛び出した