滅亡日記(JW橙×黄) (ページ22)

今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:38,231 hit

21話ページ22

橙side

もう完璧に体は冷えて、今では少しだけ吹く風が冷たいくらい

｢もう出るか｣

黄｢お昼食べて少ししたらまた入ろうや｣

｢それだったら丁度ええと思うからええよ。｣

そして飲みかけの炭酸水を持ち部屋の中へ移動した

黄｢着替えんと…｣

そのままのズボンで入ったからベチャベチャなのは当たり前

｢持ってくるわな｣

急いで近くに干してたタオルを取りぱぱっと拭いたら、タンスの元へと駆け寄った

俺のやつを取り終えたら、横の淳太くんのタンスへ

パンツとジーンズをてきとうに選んで渡す

｢ありがと、｣

淳太くんはそこで着替え出した

なんか着替えを見てるのも変な気分になってきたから、何故かトイレへ駆け込んだ

トイレで狭い中着替えて出ると淳太くんはキッチンに立っていた

見慣れなさすぎやろ、この光景

｢冷やし中華つくる？｣

黄｢おん。冷蔵庫からいるもん持ってこよって思ったけど、場所分からへんかった…｣

｢じゃあ麺茹でといて｣

黄｢ん、頑張ってみるね｣

さっきから不安な返事でちょっとビビってるけど…

冷蔵庫にあった八ムやキュウリ。卵は無いし作るのめんどいからええわ

｢淳太くんできたー？｣

黄｢明らかに見てわかるやろ｣

ちょっと不器用なのかな？、いや大変不器用

麺がぶぁあんってなってる

｢あ、もうこれ俺やるから。切って｣

切るのは大丈夫だろと簡単なのを頼む

一応隣で手切りそうな勢いで包丁を扱ってる淳太くん

怖いけれど、信じてみるか

麺を茹で終わり、冷やしている時には隣で包丁の音が止まった

｢できた？｣

黄｢長かった…できた｣

そしてハムが不格好な形に切られているのを見て少し笑ってしまうけど、

たしかに大丈夫かな。

つゆかけたり、具材をパラっとかけることによって美味しそうになった冷やし中華

｢じゃあ食べよか｣

『いただきます』