14話 ページ15
橙side
寝ていたら熱も自然と下がっていたようで、明日の予定を立てた
「どうする?平日やし一応学校あるで」
黄「遊びに行くわ、どーせ誰もおらん」
「そーやな。屋上でゆっくり昼寝しよ」
黄「最近暑いやろ…」
「じゃあ黒板に落書き」
黄「絵得意やない…」
「じゃあ、俺の絵見てや。これだけは見て欲しい」
明日は平日、火曜日か?水曜日か?
日にち感覚ズレてくるもんやな
先生はいるのかな?生徒はいるのかな?
先生おらんかったら好き勝手遊べるけど、
やっぱりさすがに寂しいもんやな
食べ終わった食器を差し出して洗い物を頼んだ
「よろしくな、割らんといてよ」
黄「割らんわボケ」
もう一度寝たら良くなってるパターンやな
よし寝よう
寝て起きたらスースーと横で寝息
見たら淳太くんも寝てるし、
疲れてまったんかな?
まぁたくさん頼ませたしなぁ…
「ありがと、」
淳太くんのサラサラな綺麗な髪をサッと撫でて、俺は起きた
リビングのテーブルに置いてあった体温計で測る
37・1
もうバリバリ下がってるやん
夕飯もうすぐやし、作ろっかな
少し経って淳太くんが急ぎで起きてきた
黄「あっ!照史っ!起きてたん?」
「もう熱下がってんよ」
黄「そっか」
「淳太くん疲れたんやろ?寝とってもいいんやで?」
黄「大丈夫、なんか照史見てたら眠くなくなってん」
「俺どんな効果?」
黄「イオン?」
「訳分からんわっ」
なんて談笑を交わしながらもだんだんと作られてく料理
俺にしても早い方やとおもう
「机のものどかしてー」
黄「あーい」
そのままダイニングに夕飯を並べると、やっぱりキラキラの目で走ってくる淳太くん
黄「美味しそ、」
そしてゆったりした夕飯Timeが始まった
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作者名:ゆき星 | 作成日時:2019年4月9日 23時