れいのアリス ページ37
NOside
泉「今月の報告書
名づけて初校長観察日記
にしても謎多すぎあの校長
こんだけ探りいれても年齢・アリスに至るまで謎だらけだし
一兄はしってんのか？あのおっさんの事」
高校長「...憶測の範囲なら」
泉「ちょー。話せよ
なんも知らないで探るのには限界あるって」
高校長が重い口を開け、ゆっくりと話始めた。
それは、にわかにも信じがたいことで泉は絶句してしまう。
最後に高校長は「結論ではなく調査中」とつけ加えた。
高校長「今日お前をわざわざ呼んだのは引き合わせておきたい人物がいてな
高等部で少々厄介だが...持ち前のアリスで情報通だ。
五十嵐馨」
馨「酷い紹介ね。先生」
高校長がそういって紹介した生徒は、
黒髪の赤い目で不思議な雰囲気を出していた。
馨「はじめまして。噂はかねがね行平先生
お近づきの挨拶がてらに情報をふたつ
１つは初等部校長が密かに目をかけている女子生徒について
もう１つは彼が最近手に入れたお化けの噂」
柚希side
今日は久しぶりの登校だった。
あの任務以来初校長は私に、あまり難しい任務をまわさなくなった。
そのお陰で体調は完全復活だ。
先輩「ちょっとやだ...柚希が来てるじゃない」
先輩２「愛人って噂本当!?」
先輩３「アリス盗まれちゃうからいこ」
柚希「.....」
皆私を避けて逃げていった。
私アリスをとったりしないのに...
そんなアリス元々は持ってなかったもん。
泉「安積柚希?」
何でこんなところに先生がいるんだろう..
最初はそんなことをぼーっと考えていた。
しかし、ふと我にかえる。
先生の目はすごく綺麗だったからだ。
だから、その目にうつる自分がとても汚く見えて思わず目を背けた。
あー。もう嫌になっちゃう。
走って逃げた。
これ以上誰にも私が汚い女だって知られたくない。
やっぱり今日教室に行くのはやめておこう。
ちょうど放課後初校長に呼ばれてたからそっちに行こう...
初校長「あれ...いつもは呼んでもこないのに
今日はえらくはやいんだね」
柚希「ちょっと時間があったから寄っただけ」
初校長はいつもとは違う私の行動に怪訝な顔をしたが
察してくれたみたいだった。
初校長「...何があったのかは聞かないよ。
あれから体の調子はどうだい？
ほら、れいの新しいアリス」
柚希「お陰さまで体調はバッチリだよ
でもあのアリスはあれっきり」
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チョココロネ♪(プロフ) - ここさん» コメントありがとうございます！これからも元気に更進し続けていくので楽しみにしていてください！ (2022年3月12日 10時) (
レス) id: e490a6c464 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - めちゃくちゃ面白すぎて一気読みしてしまいました！体に気をつけて無理せず更新頑張って下さい！応援しています！ (2022年3月10日 16時) (レス) @page4 id: 1506d29af9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョココロネ♪ | 作成日時：2022年2月18日 23時
