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最終の魔神 ページ45

岬side






今日の朝は、技術系の準備が忙しくてAを起こしに行くことができなかった。


どうせ遅刻して怒られたんだろうな……


とか考えていたら、自然と足が特力の方に向いていた。






__そして今は、最終の魔神?の前にきたところだ。


小さな白ねこが、大の字で寝ていた。


この品の欠片もない寝かたからして恐らくこのねこはAだろう。





隣には、(私を台から触れずにおろして)とだけ書かれていた。







岬「まったくお前ってやつは…」





鞭豆を猫になったAの体に巻き付けてそのままおろした。





猫A「すー,すー」(眠






それでも起きないAを抱いて俺は外に出た。





翼「えっ!?岬先生あのAに勝ったの!?」





メガネ「すげぇ!岬先生が1番最初のゴールだ」





蜜柑「あれ?その猫なんですか?」






岬「あぁ。これは、Aだ」





特力「ええっ!?」





翼「Aのやつ誰もこないと思って寝てたんだな」





特力の子達が何かギヤーギャー騒いでいたが

そんなことをお構いなしにAを見ていた。



俺は、どちらかと言うと犬の方が好きだが、

こんな感じの猫だったら悪くない。



ふわふわとした毛並み

思わず喉元をさわってしまう

すると、Aは、喉をゴロゴロならして目をあけた





貴方「ふにゃ…⁉」





腕からぴょんと飛び降りたかと思うと、シャー!と威嚇してきた。


この様子だと自分が猫になっていることを忘れているだろう。





蜜柑「ほんまにAなん?かわいいなぁ♡」





するとAは、自分の顔や足を肉球でペタペタとさわりだした。


ハッとした顔をしたと思えば、人間の姿に戻った。






貴方「もー!ちゃんと起こしてよ」ぷくぅ






Aがほっぺたを膨らませてぽこぽこと殴ってきた。






岬「お前ってやつは、猫になってると思ったら、

次はふぐの真似か?」(微笑





貴方「からかわないでよー」






翼「さぁさぁ。無事にゴールした岬先生は、景品のランプを選んでください!」






景品……? そんなのがあったのか、、




翼「そこのランプの中に特力メンバーのガードが入ってます」

  そのカードに書かれていた人に願いを3つ叶えてもらうことができます」
 
  期限は、3日以内です」







貴方「ふわぁ……さっさと選びなよ」





Aは、自分は当たらないだろうと余裕そうだった。





岬(絶対にAを当ててやる)

奴レイ→←ねこ


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

制御ピアス

相性の良いアリス

機械のアリス


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作者名:苺のパフェ | 作成日時:2020年10月4日 23時

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