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28話 ページ30

Aside


あ、青い鳥であんなに通知が来たってことはもしかしたら投稿したようつべとかにも通知があるかも。

そう考えて、最初に開いたのはようつべ。案の定、コメントやら高評価やら沢山きていた。そして最後に確認したときよりも閲覧数が増えてた。


『アンチは……よし、まだいない。コメント返しでもしよっかな。その前にニコニコ確認しないと』


一旦ようつべを閉じてニコニコを開く。すると、私の動画にもタグがついていた。やった!


『【#期待の新人】って、何かハードル上がってないか?』


まぁ気にしないでおこう。一つ一つのコメントを嬉しく思いながら返信していく。もちろん確認したときに低評価があるのも確認済み。でも、高評価の方が多かった。


『やっぱりうれしいなぁ』


ふいに漏れた言葉。こんなにも私を応援してくれる人がいる。「頑張って」と言ってくれる人がいる。それだけでこんなにも嬉しい。

なら私もそれに応えてあげたいって思うのは当たり前だと思う。

数時間かかって、全部のコメントを返し終わった。そして私が決めたのは、


『時間はかかっても、待ってくれる人がいるんだから!』


また歌ってみたを出そうと思ったこと。さて、今から曲探しだ!



と、気合いを入れたのが数日前。これだ!っていう曲が見つからない。

気分転換に散歩に行くことにした。兄さんたちにバレないように少し変装する。私が着なさそうな服を着て、フード付きのパーカー羽織るだけなんだけど。

私が気分転換で行く所は決まっている。あの公園だ。

目を閉じて音や周りの人の声を聞く。時には喧嘩の声、時には車のクラクション。いろんな音を聞きながら落ち着かせるのだ。

そんな時、男女の会話が聞こえた。


男「俺の本、借りパクしやがって……!」

女「私もあいつにされたことあるわー。マジ死ね」

男「それなー!あいつ殺そうけ?www」

女「賛成www」



それだけ聞こえて行ってしまった。私はゆっくりと目を開ける。

命はそんなに軽いものじゃない。それは私が一番理解していると思う。でも、あんなに簡単に言うべきものなのか。

何となくスマホで「命 ボカロ」と調べてみた。私は一つの曲を再生する。


『これだ、この曲にしよう!』


その曲をずっとリピートさせた。その頃にはサビは覚えて、口ずさんでいた。


『それにしても曲名凄いな…』


なんて思いながら家に着く。さぁ、歌詞を覚えて歌おうじゃないか。


2019,1,5
歌詞削除しました

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ゆき(プロフ) - 続きがとても気になるので,友達申請させていただきました!だ (2019年5月7日 19時) (レス) id: 741d7c394d (このIDを非表示/違反報告)
ムギ(プロフ) - 続きが気になるので、友達申請させて頂きました! (2019年5月1日 4時) (レス) id: 40229cd54e (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - この小説面白〜いです!友達申請させてもらってもいいですか(^^) (2019年4月8日 12時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
七香(プロフ) - 続きが気になるので友達申請させていただきます! (2019年4月1日 13時) (レス) id: 35bfb76efc (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - すごく続きが気になります!なので友達申請させて頂きました! (2019年3月19日 23時) (レス) id: b0e1119457 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:三鈴 | 作成日時:2017年8月25日 18時

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