２７話 ページ29
その後、一松兄さんも無事に名前を変えた。その間にカップラーメンの待ち時間が終わり、スタ爆の既読をつけ終わった。
そしていきなりきた質問を見て、私は食べていたカップラーメンでむせた。その質問は
十四松：ねぇねぇ、クリアって知ってるー？？
『ゲホッゲホッ！えぇ……』
私はどう答えれば正解なんだ！？既読付けちゃったからスルーが出来ない。散々悩んだ結果、
A：ファイル？
という間抜けな質問返しをしてしまった。何でこんな文面にしたんだぁぁ！心の中の叫びを押し殺して返事を待つ。
一松：馬鹿なの？
十四松：歌い手さんだよー！良かったら聴いてよ！！
あぁぁぁあ！純粋すぎるよ十四松兄さん！どうしよう、もう教えた方が良いかな！？というかもうお母さん教えてそうだよな！？うわあぁぁ！！
……今日は寝よう。うん、そうしよう。おやすみなさい。
十四松side
僕と一松兄さんがAと仲直りしたこと、母さんはもう知ってた！親の情報って凄いね！
母「最近何回も呼んでごめんね。今日は他にニートたちがいないから丁度良いと思って」
何だろうと思いながら一松兄さんと少し待ってたら母さんが2つの箱を持ってきたの！
母「トド松はもう持ってるけど、これはあんた達のね。くれぐれも他のニート達に奪われないでちょうだい」
そう言って箱の蓋を開けると、新品のスマホ！僕のパーカーと同じ色！兄さんもだ！お揃いだ！やった！
母「もう簡単に設定はしてるわ。Aの連絡先教えるからこっちきなさい」
おぉ、連絡先！えっと追加で良いんだよね。初めての友だち追加だ！２番目は一松兄さんだよ！
母「本当のこと言うとね、２人のことはまだちゃんと許す気にはなれないわ。それ以上に許せないのは自分なのよ。なんでもっと早く気付いてやれなかったんだろうって」
それは僕もだよ母さん。袖に隠れている手を思わず握りしめる。僕だってなんで早く止められなかったんだろうって今も思ってるよ。
母「だから！あんた達でAを笑わせなさい！今はあんた達２人でも、少しずつで良いから、あの子を心から笑わせてあげて。もうあの子の苦しそうな笑顔は見たくないのよ」
一「……分かってる。俺も、やれることはする。だって、大切な妹だから。だろ？十四松」
十「やりまっせ！一松兄さん！」
一松兄さんの言う『妹』とおそ松兄さんの言う『妹』は似ているようで違う。だって今、胸の所が暖かくなったから！
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ゆき(プロフ) - 続きがとても気になるので,友達申請させていただきました！だ (2019年5月7日 19時) (
レス) id: 741d7c394d (このIDを非表示/違反報告)
ムギ(プロフ) - 続きが気になるので、友達申請させて頂きました！ (2019年5月1日 4時) (レス) id: 40229cd54e (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - この小説面白〜いです！友達申請させてもらってもいいですか(^^) (2019年4月8日 12時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
七香(プロフ) - 続きが気になるので友達申請させていただきます！ (2019年4月1日 13時) (レス) id: 35bfb76efc (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - すごく続きが気になります！なので友達申請させて頂きました！ (2019年3月19日 23時) (レス) id: b0e1119457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三鈴 | 作成日時：2017年8月25日 18時
