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23話 ページ25

センラ(関 悠馬)side

『それなら言いますよ。私もあなた達と同じです』


この人も歌い手ってことか?それともグループで活躍?超有名人?どれも当たってそうだが否定も浮かぶ。

このまま考えても埒が明かない。家から出ようとする女の人の腕を掴んだ。体がビクッと震えたのを感じる。


セ「何そんなにビビってんの?」


体が震えてて目も泳いでる。もちろん俺は睨んだりしてない。なのに震えが次第に強くなって過呼吸気味になっていく。

流石に心配になり声をかけた。後ろのまーしぃ達も心配そうにこっち見てくる。


『私に、関わらないで……!あなたたちに、迷惑かけたくないから!』


大声で言ったあと、俺を突き飛ばしてさかたんからスマホを引ったくって出て行ってしまった。


セ「何か変なことしたか?」

浦「特にしてないけど、松野さんも何かあるんじゃない?」

志「せやせや!気にすることないで〜」


2人はそう言ったけど、さかたんだけが何か考えてるような顔をしていた。何かに気が付いたのなら聞いてみよう。





トド松side

妹、Aがいなくなってから数日。家の中は僕にとって少し居心地が悪かった。


おそ松兄さんとカラ松兄さん、チョロ松兄さんはいつも通りのクズっぷりを発揮している。違うのは一松兄さんと十四松兄さんだ。


母さんに呼ばれることが多いし、最近は2人で何かやっている。何してるのか聞いても


一「……別に」

十「トド松には関係ないよー!!」


と、拒絶してるのは明らか。気分転換にネットで知り合った女の子と遊びに行った日、僕は運が悪かったのか。


Aと会っちゃったんだ。


いつもなら気持ち悪いとか、いなくなればいいとか、そんなこと思うのに今日はどこからか罪悪感が浮かんだ。


ちょっと待てよ。僕らは何でAをいじめてたんだ?確かおそ松兄さんが何か言われたんだっけ?されたんだっけ?良く思い出せない。

女の子はAを追いかけてから戻って来なかった。1人寂しい気持ちで家までの道を歩く。

久しぶりに買ったイヤフォンをスマホにさして操作すれば流れるのは僕の最近のハマり曲。


ト「やっぱクリアさんの歌好きだな〜」


好きなのは確か。でもAの顔が妙に頭に思い浮かぶ。その中に泣いた顔は1つも無かった。

またスマホを開いてアルバムを開いた。そこには僕が今まで撮ってきたAの写真。拡散なんてするわけ無いじゃないか。


あんなクズでも僕の妹なんだから。

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ゆき(プロフ) - 続きがとても気になるので,友達申請させていただきました!だ (2019年5月7日 19時) (レス) id: 741d7c394d (このIDを非表示/違反報告)
ムギ(プロフ) - 続きが気になるので、友達申請させて頂きました! (2019年5月1日 4時) (レス) id: 40229cd54e (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - この小説面白〜いです!友達申請させてもらってもいいですか(^^) (2019年4月8日 12時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
七香(プロフ) - 続きが気になるので友達申請させていただきます! (2019年4月1日 13時) (レス) id: 35bfb76efc (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - すごく続きが気になります!なので友達申請させて頂きました! (2019年3月19日 23時) (レス) id: b0e1119457 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:三鈴 | 作成日時:2017年8月25日 18時

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