霧崎第7 ページ8
それからは、授業やって、昼飯食べて授業やって…
_____待ちに待った、部活の仮入部。
今日から仮入部が始まり、クラスの奴等は何部に入るかなんて騒いでた。
ジャージに着替えて体育館に行くとそこには既に同級生が…ざっとみ20人くらいか？中には一哉と…花宮真も居る。
つーか、流石最近名を上げてきている高校だな。人数もそれなりに多い。
けど…ここから何人部員が減るんだろうか。
経験上分かる。
こんなに人数が居てもレギュラーを勝ち取れるのはほんの一握り…故に心が折れて辞めていく奴も少なくない。
?｢仮入部の奴はこれだけかー？｣
誰かが声を上げた。
声のする方を見ると昨日、俺と一哉に｢来るのを待ってる｣って言った人…部長かなんかか？
椎｢俺は3年のバスケ部部長…椎名輝(ｼｲﾅﾋｶﾙ)だ。
まず、お前達のデータを測りたいからこちらに来てもらう。｣
そうして連れてこられたのはグラウンド
そこでは50ｍ、200ｍ走を走らされた。
終われば次に体育館へ戻り、シュート率を測る為であろうスリーポイントラインからシュートを10本撃つ事やその他にも諸々やらされた。
計測が終わり、周りの奴等はほとんどへばって床に座り込んでいる。
それでも立っていられるのは俺と一哉に花宮真…それにアイマスクをしながら立って寝てるや…え、立ったまま寝てんのかあれ…すげ、嗚呼、他は目が死んでるのと髪の色がオレンジのいかにもバスケ馬鹿って感じの奴…
まあ、他にも少し居たけど…最終的に残るのはこいつらだろうなって言う俺の勝手な想像。
椎｢だいぶへばってんな…んまあ、いい記録を取らせてもらったよ｣
俺の隣に来て部長はニッと笑みをこちらに向けた。
『あ…どうも』
軽くお辞儀をして見せると部長はそんな硬くなるなって背中を思い切り叩いてきた。痛い…
ジンジンとする背中の痛みに耐えながらの俺に部長は何やら口を開いた。
椎｢そう言えば…お前あの帝光中のバスケ部だったんだってな｣
『あ…はい』
その話題を振るか…
椎｢試合とか出てたりしたのか？｣
『まあ…結構、2年間位レギュラーとして出ていましたよ。』
椎｢マジ！？スゲェな…こりゃ期待出来そうだ｣
けら、と軽快に笑う部長…
『あはは、どうも、でも俺丸々1年バスケやってないんで結構ブランクありますよ』
椎｢…え？｣
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岬輝.(プロフ) - breakcatさん» コメントありがとうございます！更新滞り気味ですが、lastまで頑張ります(*^^*) (2015年3月29日 1時) (
レス) id: 681d34ed31 (このIDを非表示/違反報告)
breakcat(プロフ) - 更新頑張ってください！ (2015年3月27日 16時) (レス) id: 74949acb5c (このIDを非表示/違反報告)
岬輝.(プロフ) - しんじゅさん» コメント有難うございます。応援嬉しいです…！これからもこの作品を宜しくお願いしますね(*^^*) (2014年11月9日 22時) (レス) id: 681d34ed31 (このIDを非表示/違反報告)
しんじゅ(プロフ) - 更新頑張って下さい！応援してます (2014年11月9日 18時) (レス) id: f12c817ac2 (このIDを非表示/違反報告)
岬輝.(プロフ) - ミン☆さん» コメント有難うございます！そう言って頂けて光栄です！頑張ります(*^^*) (2014年11月9日 7時) (レス) id: 681d34ed31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：岬輝 | 作成日時：2014年10月7日 0時
