霧崎第25 ページ26
-花宮side-
「いい加減退けよ馬鹿っ！」
原とか言う奴が来てから退くタイミングが無くなったのであろう、そのまま俺の腹部へ股がっていた柊
『あっ…ああ、うん』
そう言って俺の上から退こうとして水を含んで揺らめく髪、小柄な体の割には引き締まっている筋肉等はまるで絵になる様で少し見惚れていた…なんて変態じみた事言う訳ねェだろバァカ。
生憎今はそっちの気はねェんだわ
と、やっと退いてくれた。
アイツ濡れたまま俺を巻き込んで転んだから制服濡れたわ…ｸｿ
それを察してか申し訳なさ気な顔をして柊は俺にタオルを渡してきた。
濡れた部分を拭き取っていると直ぐに着替えたであろう、制服姿の柊がいた。
『んじゃ、行こーぜ』
「おう」
アイツの問い掛けに答えれば家から出て戸締りを待って、マンションから出た。
学校へ行く間は何も会話等無かった。
正門、昇降口を通りそして教室の扉を開けて中へ入るとｻﾞﾜｯとクラスの奴等は騒めき始めた。
俺と柊を見比べていたりﾋｿﾋｿ話してたりと気持ちわりい…一体なんなんだよ。
そんな中1人能天気な奴の声が聞こえた。
原「あっ、お2人さんおはよー。夜と今日の朝は楽しめましたー？」
何て、意味の分からない事を言ってくる。
俺は頭にｸｴｽﾁｮﾝﾏｰｸを浮かべながらいると柊は察したのか原にサソリ固めされていた。
…痛そう。
俺が察していない事に気付いてか、傍に居た奴が声を掛けて来て「お前も大変だな、ﾎ ﾓ疑惑なんか掛けられてさ」と言った
…そうきたか
前回言った様に俺にそういった類のモノには興味は無い。
したがって、こんなホラ話をした原を処そうとしようか。
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岬輝.(プロフ) - breakcatさん» コメントありがとうございます！更新滞り気味ですが、lastまで頑張ります(*^^*) (2015年3月29日 1時) (
レス) id: 681d34ed31 (このIDを非表示/違反報告)
breakcat(プロフ) - 更新頑張ってください！ (2015年3月27日 16時) (レス) id: 74949acb5c (このIDを非表示/違反報告)
岬輝.(プロフ) - しんじゅさん» コメント有難うございます。応援嬉しいです…！これからもこの作品を宜しくお願いしますね(*^^*) (2014年11月9日 22時) (レス) id: 681d34ed31 (このIDを非表示/違反報告)
しんじゅ(プロフ) - 更新頑張って下さい！応援してます (2014年11月9日 18時) (レス) id: f12c817ac2 (このIDを非表示/違反報告)
岬輝.(プロフ) - ミン☆さん» コメント有難うございます！そう言って頂けて光栄です！頑張ります(*^^*) (2014年11月9日 7時) (レス) id: 681d34ed31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：岬輝 | 作成日時：2014年10月7日 0時
