十三説。【降谷side】 ページ15
少し賑わいのある食堂の隅に座った。
ピーク終わりなのか、それほど混んではいなかった。
俺は向かいに座った風見に、昨日の出来事をかいつまんで話した。
ここで隠し事をしたところで、こじれても困るからな。
「…と、いうわけなんだが…俺は何か間違っているか」
風「ふむ…降谷さん、素直に言わせてもらいますが、貴方は言葉が少ない」
「！！」
風「あ、いや、我々にではなく、A君に」
「Aに？俺は割と話しているはずなんだが…」
風「しかし、今の話を聞いている限りは、降谷さんが“A君が男好きだから”心配して怒っている、というように取れます」
「それは……」
確かに、冷静に考えればそう捉えてもおかしくはない。
Aがあの時「西村先生の何を知っているんだ」と怒ったのは、それか？
「ということは、少なくとも西村とやらを好きではないということか…」
風「ハァ…何言ってるんですか、A君がそんな尻軽に見えるんですか？」
「それは違う、だがな…うん、そうだな、まず謝罪だな」
風「えぇ。早く仲直りしていただかないと…」
風見は鈴木の身が持ちませんだのぶつぶつと小言を言った。
心配症の部下を持ったな、と感謝しつつ、やはり気がかりな点は拭えない。
「……風見」
風「はい？」
「…まだ疑っているわけではないんだが…
調べてほしい人間がいる」
風「…承知しました」
風見は何か言いたそうにしたが、少し考えた後了承した。
―――
「悪いな鈴木、ほらコーヒー」
鈴「ヒョエッ！？…あ、あざす…」
その後の鈴木はようやく本調子になった。
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ごまめんま。(プロフ) - りらちむさん» 読んでいただきありがとうございます(*^^*)作者の好みで切甘に寄りがちです（笑） こんな感じですが、これからもよろしくお願いします( ;∀;) (2019年8月18日 19時) (
レス) id: 21ddb629a5 (このIDを非表示/違反報告)
りらちむ(プロフ) - やばい、ふつうに泣きそうになりました。最高です。 (2019年8月18日 2時) (レス) id: 75c68e6b22 (このIDを非表示/違反報告)
ごまめんま。(プロフ) - いおりさん» 温かいお言葉、ありがとうございます(´;ω;｀)頑張って語彙力伸ばしつつ更新に努めます('◇')ゞ (2019年6月23日 16時) (レス) id: 21ddb629a5 (このIDを非表示/違反報告)
いおり - とても面白かったです。お忙しいとは、思いますが更新、頑張ってください。これからも応援しています (2019年6月22日 23時) (レス) id: 72842f6fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ごまめんま。(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます！すぐ確認して参ります (2019年6月21日 7時) (レス) id: dd15d2a8cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまめんま。 | 作成日時：2019年6月20日 17時
