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エンマ大王の彼女は超強い! ページ11

ウィ「なるほどなるほど。神社の狛犬に憑依していたコマさんとコマじろう、そして最上級の狐妖怪キュウビ。確かに神様について知っていそうなメンツでウィス」

ケ「みんな、空狐のコンについて何か知らない?」

俺がそう聞くと、三人は驚いてお互いに顔を見合わせた。

キュ「君からあのお方について聞かれる事になるとは…」

ケ「知ってるの!?」

キュ「当然さ。あの方は上位の狐の神様だよ?
空狐のコン様は、3000年という長い歳月を生き、神の力を手に入れた。凄まじい妖力と冷静な判断力の持ち主で、一時は妖怪や人間の戦争を終わらせたと聞いている。
しかし、全てが謎に包まれた方だから、僕もウワサ以外ほとんど知らない」

コマじろ「もんげーおっかなくてイタズラ好きな悪霊を封印したって聞いた事があるズラ!」

コマ「とにかく、もんげー強い神様なんズラよ…」

ケ「そうなんだ……」

悪霊を封印した話、そんなに有名なんだな…

キュ「あぁ後、これは最近聞いた話なんだが…
彼女に弟子が出来たらしいよ」

ジ「弟子?」

ウィ「おっかしいでウィスねぇ。あのお方は孤高な存在だったはずなのに…」

ウィスパーが妖怪パッドを見ながら首をひねると、キュウビは肩をすくめて首を縦に振った。

キュ「噂だから、本当かどうかは知らないよ」

フ「情報感謝する。
ちなみに、昨日の夜は何か変な事は起きなかったか?」

キ「いや、何も無かったよ。それに、昨日は妖魔界でキュン玉集めの作戦を練るため忙しかったからね…。その最中に、エンマ大王様の屋敷であんな事があったなんて…」

ケ「キュウビ…」

コマ「エンマ大王様、心配ズラ…」

コマじろ「もし何かあったら、妖魔界や人間界は、一体どうなってしまうんズラ?」

ケ「また、ジバニャン達と会えなくなっちゃうのかな…?」

ジ「そんなの嫌ニャー!」

ウィ「またケータくんと会えなくなるのはごめんでウィス〜!!」

USA「ミーも嫌ダニ!」

キュ「…ずいぶんと昔に、エンマ大王様を決める決戦があった事は覚えている。あの時は妖魔界全体がピリピリしていたし、人間界にも悪影響が及ぼされていた。
これはボクの考えだけど…今回は、この前のようなものじゃ済まない。残念だけど、もっと大変な事になるのは間違いないね」

ケ「そんな…!」

キュ「そんなわけで、ボクはエンマ大王様探しに忙しいんだ。それじゃ」

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布教する猫(プロフ) - 玲音さんコメントありがとうございます!題名変えました!(急ですみません!前のが良かったら戻します!) (5月6日 11時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
玲音(プロフ) - 初コメ失礼します!タイトル、変えましたか?(変えてなかったらすいません!!)これからも、更新頑張ってください!応援してます!! (5月6日 11時) (レス) @page14 id: 6d322150f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:布教する猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs yue1  
作成日時:2023年6月20日 7時

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