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エピソード108 ページ38

こ、ここここれは……!
救出成功だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

ユ「…行きましょう、レオナ先輩。あなたを待ってる人がいます。
あとそれから、ちゃんと謝って下さいよ」

レ「わーたっよ」

レオナ先輩は呆れながら、私の頭を乱暴に強く撫でる。

ユ「うわっ!」

頭、頭がぐわんぐわんする〜…(@_@;)

レ「戻ったら覚悟しとけよ」

ユ「……誰が言ってるんですか」

ちょっと睨んで言うと、レオナ先輩は怒らずスッキリした薄笑いを浮かべる。

…とそんな時。レオナ先輩はちょっと真面目な顔になり私にこんな事を言ってきた。

レ「おい草食動物。
あの赤毛のちっこい草食動物はおまえの寮生だよな?」

ユ「そうですとも!
あとその「ちっこい」って言葉、本人に言ったら痛い目見ますからやめた方が良いですよ」

レ「……アイツの手綱、ちゃんと握っとけよ」

ユ「は、はぁ……」

何が何だかわからず聞き返そうとしたが、時間切れ。
白い光に包み込まれ、私達は気が遠くなっていく…………











「ユウさん!!」

Aちゃんの叫び声で目が覚める。広がるのは青空と赤いほっぺで泣きじゃくるAちゃんと心配そうなグリム。

ユ「……Aちゃん…グリム…」

ぼんやりとした感覚の中頭を振りながら辺りを見ると、そこはサバナクロー寮のマジフト場。私の隣にはレオナ先輩がぐーすかぴーすか眠っていた。

ちゃんと戻れてる。良かった……

「本当に、本当に良かった……」

「「ユウ!!」」

リ「目が覚めたかい?体は大丈夫?」

エ「たくっ、ひとりであの怪物に突っ込むなんて無茶過ぎだろ」

ユ「いやぁ、とっさに体が動いてー…」

リ「…首をはねられたいのかい?」

ユ「本当にすみませんでした以後気を付けます」

私はその場でリドル先輩にスライディング土下座。目が、目がガチですよ先輩!!

ユ「それよりも、Aちゃん!」

「は、はい!」

私は隣の彼女をキッと睨む。

ユ「こんの、おバカ!」

そう言って、私は彼女を頭を軽く小突いた。

「ひぎゃっ!」

ラ「あれま」

ユ「レオナ先輩に吹っ掛けるなんて本当バカなの!?ギリギリでジャックが助けてくれたから良かったけど死んじゃってたらどうすんの!!」

「ユ、ユウさんも言うんですか!?
あれは只の演技ですよ!レオナさんの気を引き付ける手っ取り早い方法があれしか思いつかなかったんです!だから皆さんを信じて…」

だとしても命は大事にして!

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布教する猫(プロフ) - コメントありがとうございます!いやぁめっちゃ嬉しいです!私も書いててニヤニヤしてしまうんですよ… (8月3日 12時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - どうも初見です!このクロスオーバー好きすぎる!勢いで6まで読んでしまった‥推しがオクタなので出てきた時のニヤケが‥ (8月3日 12時) (レス) id: 4bbc6a8f1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:布教する猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs yue1  
作成日時:2022年9月24日 2時

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