変わってしまった高橋組 ページ6
椿「めんどくさい事は金で解決させ、組員に払う賃金は少ない！傘下企業はぼったくりや違法な切り取りで金を搾取しているのに野放し！
こうなったのは誰のせいよ！こんなの、誰かにヤキ入れられたらどうするの！？」
桂「心配いらねぇよ。足はつかないように念入りにしてるからバレる心配はねぇ」
椿「母さんはこんな事挑んでない！」
桂「あいつの名前は出すんじゃねぇ！」
母さんの事を出すと、いつも通り父は険しい顔で立ち上がり怒鳴る。
桂「良いか？昔はアイツだが、今は俺が組長だ！！そうなったからには俺のやり方に文句言うんじゃねぇ！実際勢力も拡大してるし良いだろ！？」
椿「私はただ組の事を心配して…！」
桂「お前は組の事なんて考えなくて良いっ！！それよりも見合いや結婚の事を考えろ！
…それなら勢力ももっと強くなるし、シマも広げられる。組のためじゃねぇか？な？」
父は私の肩を優しく叩いてくれるが、私はその手を振り払う。
椿「どうせ私が邪魔なんだから追い出そうとしてるんでしょ！？「女だから」ってバカにして！
私はこの組をもう一度再生させたい！そのために沢山頑張ってきたのになんで分かってくれないのよ！！」
桂「なんだとこのっ…！」
父が顔を赤くしまた激怒しようしたその時。
コンコンッと扉が軽く鳴った。
桂「なんだ！？今取り込み中だ！」
父は激昂しながら叫ぶと、扉の前にいる組員が萎縮して声が縮こまる。
部下「す、すいやせん組長！
…しかし、夕飯の支度が出来たのでお嬢と組長を呼びにいこうと…」
そう言われ、父の赤い顔はみるみるうちに消えていった。
桂「…俺はまだ食べないから、お前先行ってこい」
椿「…では、お先に失礼します」
私は睨みながらお辞儀をすると、部屋を出ていこうという素振りを見せ、扉の前で立ち止まった。
椿「…今後、もしこの態度を改めなかったら、今度こそサツにちくりますから」
背を向けながら言うと、私は扉を開け今度こそ出ていった。
組員1「いやぁ…ほんっとお嬢ってカッコいいよなぁ…めっちゃ美人だし惚れ惚れする…」
組員2「まぁ、結構怖いけどな。今日の組長との喧嘩も凄かったなぁ…」
組員3「こっちの部屋まで響いてたからな……おっかねぇ」
組員4「良いなぁ夜鴉はお嬢のお気に入りで。四六時中お嬢の側にいられるだぜ？」
組員5「俺たちはお嬢の部屋に入れねぇからなぁ…
どんな生活してんだろ…」
椿「あー！疲れたー！！
ただいまぁ、推し様〜❤️」
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布教する猫(プロフ) - 橋本アリィさんありがとうございます！コメント返し遅れましたすみません！！m(_ _)m (2022年12月24日 12時) (
レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - 楓さんコメント返し遅れてすみません！ありがとうございます！！m(_ _)m (2022年7月6日 12時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
忍狼 - 布教する猫さん» こちらこそごめんね!頑張っててね!応援するね! (2022年6月11日 23時) (レス) id: aba775bb80 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - すみません！m(_ _)m (2022年6月11日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - せっかくのお誘いありがたいのですが、実は今他の人と合作の約束をしてて、出来そうにないんですよ… (2022年6月11日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：布教する猫 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs yue1
作成日時：2022年5月9日 21時
