イケメンのケンカって、どうしてこう様になるんだろ… ページ37
素直な黒猫ちゃんの姿を微笑ましく見ながら私がそう思っていると、ルカスさんが唸っている姿が目に入った。
ル「うーん……」
ベリアン「どうかしましたか？ルカスさん」
ル「いや、「猫ちゃん」って、なんか他人行儀な気がしてね。
せっかくなら、名前を付けてあげた方が良くない？」
さっと笑顔に戻り、ルカスさんはそう提案する。
夜「あ、確かに……」
フ「そうですか？僕は猫のままでいいと思いますけどね…」
猫に「猫」って名付けるのはちょっと安直過ぎでは……？
椿「…あ、「グリm」」
夜〈姉さん。それはアウトですよやめて下さい〉
案を察した夜鴉にすぐ目線で止められ、私はちょっとむくれた。夜鴉はパッと顔を変え、ニコニコ笑顔になって話す。
夜「そーいや、犬や猫とかって首輪に名前が書かれてたりしますよね？
黒猫ちゃんの赤い首輪にも、なにかあるかもしれないっすよ！」
ロ「首輪？」
夜鴉に言われ、ロノさんが黒猫ちゃんの赤い首輪を良く見と…
ロ「…本当だ、何か書いてある。
えーっと……MUU…。
ム…ウ…ムー？」
フ「ムー？
それが君の名前なのかい？」
ムー「なるほど、僕は「ムー」という名前なのですね！」
フ「間抜けな響きが愛らしくて良い名前だね」
フルーレくんそれさらっと毒吐いてない？でも可愛いから許す！
ロ「フフ、フルーレ！
そ、そんな事言ったらムーが可哀想だろw」
ロノさんはツボりながらムーちゃんを庇う。吹き出すの可愛い過ぎ許す！
ムー「そう言いながら顔は笑っていますけど…」
夜「ま、まぁまぁ。俺はムーっていう名前、かわいくて良いと思いますよ！」
ル「それじゃあムーくん。これからよろしくね」
そうして、黒猫ちゃんの名前の話が一段落し、今度は服の話へと変わる。
ロ「なぁ、フルーレ。
こいつに燕尾服作ってやれよ！」
フ「はぁ…ロノ…。
そんな簡単に言わないでくれる？服を作るのって、結構大変なんだよ」
フルーレくんはため息を付き、ものすごく不満そうにロノさんを睨む。
フ「服を作るのって、結構大変なんだよ」
ロ「猫の服なんて小せぇから簡単だろ？
パパパッと作れんじゃねぇか？」
フ「はぁ……分かってないな。
一番大変なのは最初のデザインなんだよ。俺は衣装作りには一切妥協出来ないからね」
プライド高いんだなぁ、フルーレくん。
フ「そのくらい、少し頭を使えば分かりそうなものだけどね」
ロ「お前……相変わらず性格悪いな…」
夜「まーまー、お二人とも落ち着いて…」
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布教する猫(プロフ) - 橋本アリィさんありがとうございます！コメント返し遅れましたすみません！！m(_ _)m (2022年12月24日 12時) (
レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - 楓さんコメント返し遅れてすみません！ありがとうございます！！m(_ _)m (2022年7月6日 12時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
忍狼 - 布教する猫さん» こちらこそごめんね!頑張っててね!応援するね! (2022年6月11日 23時) (レス) id: aba775bb80 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - すみません！m(_ _)m (2022年6月11日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - せっかくのお誘いありがたいのですが、実は今他の人と合作の約束をしてて、出来そうにないんですよ… (2022年6月11日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：布教する猫 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs yue1
作成日時：2022年5月9日 21時
