きゅ、救急車ー！119ー！！ルカスさーーん！！ ページ32
心の底から心配するベリアンさんになんて言えば良いのか分からなくなった時、すかさず夜鴉が助け船を出してくれた。
夜「大丈夫ですよベリアンさん！多分色々と慣れない事とかで混乱してるだけっす。
姉さんはこう見えて、結構シャイな所がありますから〜」
カラッとした笑顔で自然と丸め込められ、ベリアンさんは一旦落ち着く。
ベ「そ、そうなんですか……。
しかし主様、具合が悪くなったらすぐに私たちにお申し付け下さい」
椿「は、はい……ありがとうございます…」
ナイスアシスト夜鴉！本当ありがとう！！
夜〈ちょっとは気持ちを抑える事くらいして下さいっす〉
ベ「これから長い時間を過ごし、仲良くなれたら幸いですね……」
夜鴉のおかげで誤魔化しに成功して一安心したその時、今度は急にベリアンさんが険しい顔でうずくまった。
ベ「ぐっ……！」
椿「ベリアンさん！？」
私達か慌てて駆け寄ると、具合が悪そうなベリアンさんの周りに黒いモヤモヤが漂っている。
椿「なんだこれ……！？」
夜「これは……魔道服の副作用っす！」
椿「副作用！？」
夜「ベリアンさんが教えてくれたんです！
魔道服には天使と戦う力をもらうかわりに、着た人間に負のエネルギーを影響させ、具合が悪くなってしまうんです！
これは主様である姉さんしか癒せないっす！」
椿「そうなの！？
って言っても何をすれば…」
夜「黒いモヤを振り払うように、ベリアンさんを撫でたりしてみましょう！」
椿「分かった！」
私は夜鴉に言われた通り、取り敢えずベリアンさんの頭や肩を撫でまくる。
椿(良くなーれ〜良くなーれ〜、良くなぁぁれぇぇ〜…)
そう念じながらしばらく撫でていると、周りのモヤは無くなっていき、ベリアンさんの顔色も良くなった。
ベ「あ、ありがとうございます。助かりました主様……」
椿「良かった……ひとまずは安心ですね」
ベ「お手数ですが、たまにこうなってしまうので…主様の力で癒していただければ幸いです」
んなもん何回だってしますよ！と私は心の中で親指を立てた。
そうしてベリアンさん(&夜鴉)がこの部屋の説明を終えた頃、下の方がなにやら騒がしくなっているのに気づく。
椿「……ん？」
ベ「どうやら下の階で、他の執事が立て込んでいるようですね」
夜「下に降りてみましょうよ姉さん！」
椿「あ、あぁ……」
待ってまだ心の準備がぁぁ……。
なんでこうもCV重なるんだよ最高かっ！？！？→←皆様ご一緒に……照れ顔とーといっ！！
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布教する猫(プロフ) - 橋本アリィさんありがとうございます！コメント返し遅れましたすみません！！m(_ _)m (2022年12月24日 12時) (
レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - 楓さんコメント返し遅れてすみません！ありがとうございます！！m(_ _)m (2022年7月6日 12時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
忍狼 - 布教する猫さん» こちらこそごめんね!頑張っててね!応援するね! (2022年6月11日 23時) (レス) id: aba775bb80 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - すみません！m(_ _)m (2022年6月11日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - せっかくのお誘いありがたいのですが、実は今他の人と合作の約束をしてて、出来そうにないんですよ… (2022年6月11日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：布教する猫 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs yue1
作成日時：2022年5月9日 21時
