夢……じゃない！？+感謝ぁぁ！ ページ27
そうして二人でクスクス笑い合いながら話していると……
？「主様…主様…。
早く…お戻り下さい」
椿&未「「……えっ？」」
突然聞き覚えのある男性の切羽詰まった声が聞こえ、二人とも固まって顔を見合わせる。
未「い、今の何……突然男のイケボが…！？」
椿「…幻聴…？」
未「ここここ怖い事言わないでよ！！」
未空はブルブル震えながら涙目で訴えた。
私はしずかに耳をすませるが、もう何も聞こえなくなっている。
椿「…気のせい……かな？」
未「き、きっとそうだよ！疲れてるんだよ！」
未空…本当に怖いの苦手だね。
…しかし、その声はまた聞こえてきた。
？「主様…聞こえますか…」
未「や、やっぱり声が聞こえる！椿がしてる金色の指輪から！」
未空は私の首元にあるネックレスを指差した。
椿「えっ？これ？」
確かに私の近くから聞こえてきたけど……
…いや、それよりも…！
椿「この声……まさかベリアンさん！？」
そうだ。何か聞き覚えがあると思った！
この田丸◯志を感じるこの声はベリアンさんだ！
なんで！？あれは夢だったはず……
未「ベリアンさん……って、誰？」
未空はクッションを強く抱きながら恐る恐る聞く。
椿「さっき話してた夢に出てくるイケメン執事の一人！」
未「うそっ！？あれは夢だって…」
椿「わ、私だって分かんないよ！」
あたふたしていると、また指輪からベリアンさんの声が聞こえてくる。
ベ「主様…主様…。
はやく、この指輪を付けて下さい。」
指輪をつけろって言われても……。
未「…ねぇ、椿。もしかしてなんだけどさ……
椿のあの話って……本当の話？」
未空から震える声で聞かれ、私はゆっくりと頷いた。
椿「そう……みたい……。
(声質からして焦ってる……何かあったのかもしれない)」
昨日の夢が現実だったかを信じるわけではないが、このままでは相当まずい気がする。
私は指輪を見ながらごくりと唾を飲み込んだ。
椿「未空ごめん！私ちょっと行ってくる！」
未「えっ！？
い、行くってどこに…」
椿「異世界！」
未「ハァッ！？」
未空が驚く中、私は早々と仕事着に着替え、ネックレスから金色の指輪を外し、恐る恐る指に付ける。
…すると、昨日のようにまた強い眠気が私を襲った。
…ドサッ！
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布教する猫(プロフ) - 橋本アリィさんありがとうございます！コメント返し遅れましたすみません！！m(_ _)m (2022年12月24日 12時) (
レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - 楓さんコメント返し遅れてすみません！ありがとうございます！！m(_ _)m (2022年7月6日 12時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
忍狼 - 布教する猫さん» こちらこそごめんね!頑張っててね!応援するね! (2022年6月11日 23時) (レス) id: aba775bb80 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - すみません！m(_ _)m (2022年6月11日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - せっかくのお誘いありがたいのですが、実は今他の人と合作の約束をしてて、出来そうにないんですよ… (2022年6月11日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：布教する猫 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs yue1
作成日時：2022年5月9日 21時
