イケメン執事の夢を見るには？ ページ26
その後、荷物を持って抜け道から逃げ出した私は、未空の家に泊まる事になった。
彼女は現在アパートで一人暮らしをしている。私は未空の部屋に上がり、未空のオタク部屋でご飯を食べて、疲れていたからかすぐに寝てしまった。
その翌日の夜、私達はリビングで楽しくお喋りをしていた。
未「イケメン執事がいるお屋敷の主様になった夢……なにそのめちゃくちゃ羨ましい夢は！？」
椿「わ、私だって最初は混乱したよ……なにせ、起きたら宝石みたいにキラキラ輝くイケメンの人が目の前に居たんだから……思わず大声を上げてしまった…」
未「で、で！？
何人くらいいるの！？どんな事したの！？」
未空はキラキラした目で私に詰め寄った。
椿「えーと……その中では、1、2……4人かな
その人達とはその……「主様」って言われて慕われたり、一緒に敵倒したり、お喋りしたり、倒れそうになったところを助けてもらったり……」
うぅ、思い出しただけで顔が熱くなる…！
未「うーらーやーまーしーいー！！」
未空は頬を膨らませ、抱いてるクッションに拳を叩きつけた。
ポフポフと柔らかい音がなる。
未「私だって見たかった！！
ねぇ、それどうやったら見れたの！？お願い教えて！
神様仏様椿様ぁ！」
椿「拝まないでよ！」
両手を合わせて私に頼み込む彼女にちょっとツッコミを入れ、私は昨日の事を思い出す。
椿「……公園で黒猫に会う……かな」
未「黒猫？」
椿「うん。その黒猫が落とした金色の指輪をはめたら、あの夢を見たよ」
未「黒猫の落とし物かぁ……私もちょっと注意して見とこうかなぁ……」
未空は深いため息をつく。
彼女も私と同じくらいイケメンが大好きだから、よほど羨ましいんだろう。
…でも、なんだかリアルな夢だったなぁ…
未「ねぇねぇ、金色の指輪って今椿がしてるネックレスに付けてるやつみたいな？」
椿「え？…うん…」
私は首に下げているネックレスに通した金色の指輪を見つめる。
…部屋で拾った指輪は、ポケットに入れとくと無くなりそうだし、バッグに入れてたら失くなりそうだから、紐に通してネックレスにして持ってきた。
未「それ、本物だったら良いのになぁ…」
椿「そんな訳ないじゃん。目が覚めたらイケメン執事に囲まれたなんて、どこの異世界マンガよ」
未「確かに。
題名は『私、今日から異世界で主様始めます！』って感じ？」
椿「良いねそれ！
今度コミケで出す？」
未「出そ出そ！！」
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布教する猫(プロフ) - 橋本アリィさんありがとうございます！コメント返し遅れましたすみません！！m(_ _)m (2022年12月24日 12時) (
レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - 楓さんコメント返し遅れてすみません！ありがとうございます！！m(_ _)m (2022年7月6日 12時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
忍狼 - 布教する猫さん» こちらこそごめんね!頑張っててね!応援するね! (2022年6月11日 23時) (レス) id: aba775bb80 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - すみません！m(_ _)m (2022年6月11日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - せっかくのお誘いありがたいのですが、実は今他の人と合作の約束をしてて、出来そうにないんですよ… (2022年6月11日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：布教する猫 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs yue1
作成日時：2022年5月9日 21時
