屋敷への帰還 ページ22
…気がつくと、またあの豪華な部屋に戻っていた。
辺りは夕方になっているのか、窓から赤い空が見える。
私は仰向けのまま、ぼんやりと天井を見つめる。
椿(…なんだか、懐かしい夢を見た気がする…)
そう思っていると、近くから隣にいるベリアンさんと暁…夜鴉の安堵の声が聞こえた。
夜「姉さん！」
ベ「良かった！
目を覚まされた！」
椿「ベリアンさん…？夜鴉…？
私は、一体……？」
ベッドから起き上がり、今までの事を思い出す。
…たしか、天使を倒したあと木箱が降ってきて、中には黒猫がいて…
…そうだ！色々あって事故って、ロノさんとの距離が近すぎて、気絶したんだった！
夜「めちゃくちゃ心配したんすよ！急に倒れたって聞いて！〈ロノさんの胸の中でww〉」
おいこら夜鴉。
ベ「ロノくんが気を失った主様を屋敷まで運んでくれたんです」
椿「ロノさんが…？」
…そ、そそそそそそれって、まさか、おんぶで運ばれたって事？
私は気絶している間またロノさんと密着していたって事？
しかもあんな犬系イケメンに……！！(///口///)
夜(姉さんまた顔が…)
ベ「大丈夫ですか主様！？お顔が真っ赤ですよ？」
椿「えっ！？
あ、いやこれは大丈夫です本当に！」
ベ「そうですか？
…主様がそう言うなら良いのですが、無理はしないで下さい」
ベリアンさんは心配しながらも綺麗な微笑みを浮かべる。
椿「は、はい。今後気を付けます……。
(ロノさんには後でお礼言おう…)」
あと、ベリアンさんの隣でバレないように笑ってる
ベ「…それと、主様。天使狩りお疲れ様でした。
ロノくんも主様も、無事で何よりです」
「天使狩り」のワードに、あの真っ白な少年の姿の天使を思い出す。
椿「…想像していた"天使"とはだいぶ違いましたね。
まさかその、人を襲うなんて…」
ベ「そうですね。天使は危険な存在です。
しかし、安心して下さい。主様の身は、私たち執事が絶対に守りますから…」
椿「あ、ありがとうございます…」
私自身、守られるほど弱くはない。
でも、あの異様な姿の"天使"に襲われたら、多分怪我だけでは済まないだろう。
…しょうがない、ここは大人しく従っておくかぁ…イケメンに守られるっていのも中々…
夜「姉さん姉さん！天使ってどんなやつだったんすか？」
椿「全身真っ白だったよ。服も翼も髪も肌も目も」
夜「まじすか！？」
椿〈そして顔が良かった…〉
夜〈敵に惚れてどうすんすか〉
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布教する猫(プロフ) - 橋本アリィさんありがとうございます！コメント返し遅れましたすみません！！m(_ _)m (2022年12月24日 12時) (
レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - 楓さんコメント返し遅れてすみません！ありがとうございます！！m(_ _)m (2022年7月6日 12時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
忍狼 - 布教する猫さん» こちらこそごめんね!頑張っててね!応援するね! (2022年6月11日 23時) (レス) id: aba775bb80 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - すみません！m(_ _)m (2022年6月11日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - せっかくのお誘いありがたいのですが、実は今他の人と合作の約束をしてて、出来そうにないんですよ… (2022年6月11日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：布教する猫 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs yue1
作成日時：2022年5月9日 21時
