親方!空から木箱が降ってきました! ページ19
…あ、やっぱり私は戦わないのね…
てかカッコ良すぎかっ!?
椿「気をつけて下さい」
ロ「はい!」
ロノさんは元気よく返事をすると、天使に向かって飛び出していった。そして、いつの間に用意してたのか小さな二本の短剣を使い、あの天使に攻撃する。
天「し、死になさい……い、命の………」
ロノの攻撃を受けた天使は変な事をぼやき、一瞬強く光ると、直後崩れるように消えていった。
ロ「よし!無事、天使狩り完了っすね!」
…うおぉぉぉめちゃくちゃカッコいいぃぃぃぃ!!!(`☆∀☆´)
今のすげぇ!あっという間に倒れた!!戦闘態勢素敵すぎるわ惚れてまうやろー!!
ロ「ありがとうございます!主様のおかげで天使を倒す事が出来ました!」
椿「…(呪文唱えただけですから)私は何もしてませんよ」
一仕事終えたロノさんは、私にニカッと笑いかける。
その笑顔がまた素敵すぎて口元がにやけそうになるが、必死に耐える。
椿「すごいですね。あっという間に倒してしまうなんて…」
ロ「いえいえ。主様のおかげですよ」
椿「(笑顔が素敵な)あなたの実力ですよ」
…だから惚れてる場合じゃないんだってば私!
とにかく情報を集めないと…。
椿「…さっきの…」
気持ちを整えた私がロノさんに戦闘の時使っていた武器について尋ねるが、ちょうどロノさんは不思議な顔で空を見上ていていた。
ロ「…ん?なんだあれ?
空から何か降ってきてる……天使にしちゃあ小さすぎる…」
椿「えっ?」
私はロノさんの視線をたどり空を見上げると、確かに少し向こう側に何かが降ってきている。
椿「ほんとだ……」
なんだ……あれ?
ロ「主様!少し確かめてみましょう!」
椿「そ、そうですね!行ってみましょう!」
急いでそれが落ちたであろう場所に行ってみると、そこには小さな木箱があった。
不思議な事に、少し高い空から降ってきたにも関わらず箱に激しい損傷は見られない。
ロ「これは…木箱?
ここから開くみたいです」
ロノさんが不思議そうに箱を開けると……
中には、首に赤い首輪を着けた黒い猫のような生き物が、すやすやと眠っていた。
?「すぅ……すぅ……」
椿「……えっ?」
これは……黒い猫?
空から落ちてきた箱に入っている割には外傷が見られない……よく無事だったな
ロ「潰れた鼻……黒い毛。
もしかして、こいつ黒い豚か!?」
椿「い、いや豚じゃないと思いますよ…」
ロ「黒豚だったら、今度の夜食にちょうど良いですね!」
夜食っ!?
黒豚じゃない黒猫だ(銀○のヅ◯じゃねぇか)→←天使までもビジュが良い…
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布教する猫(プロフ) - 橋本アリィさんありがとうございます!コメント返し遅れましたすみません!!m(_ _)m (2022年12月24日 12時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - 楓さんコメント返し遅れてすみません!ありがとうございます!!m(_ _)m (2022年7月6日 12時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
忍狼 - 布教する猫さん» こちらこそごめんね!頑張っててね!応援するね! (2022年6月11日 23時) (レス) id: aba775bb80 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - すみません!m(_ _)m (2022年6月11日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - せっかくのお誘いありがたいのですが、実は今他の人と合作の約束をしてて、出来そうにないんですよ… (2022年6月11日 22時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:布教する猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs yue1
作成日時:2022年5月9日 21時