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五話 ページ8

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政府「こちらにどうぞ」

?「おぉ…!でっかい!!!」

玲羅「あ、あの…?」

?「あ!えっと…はじめまして!"審神者"さん?」

玲羅「あ、はい。こんにちは…名前は?」

グリコ「"グリコ"っていうの!よろしゅう!!!」

玲羅「そ、そう変わった名前…ね」

グリコ「うん!」

玲羅「今日からよろしく…な?」

グリコ「よろしく!」

政府「…では、私はこれで」

玲羅「あ、御苦労様〜」

グリコ「またねー!政府の人!」

政府「…コクリ」

政府の男は頷くと、本丸から出て行った。

玲羅「えっと…私は玲羅。この本丸の審神者だ」

グリコ「うん!え〜っと…"玲しゃん"?よろしくね!」

玲羅「れ、玲しゃん?」

玲羅は独特な呼び方に戸惑っていた。

〜大広間〜
刀剣男士にも自己紹介することになった。

グリコ「よろしくお願いしま〜す!」

小烏丸「おぉ、お前が見習いか。我は小烏丸という。」

三日月「はっはっは!元気な子だなぁ。俺は三日月宗近だ。よろしくな」

清光「…意外と背高いんだね?…あ、俺は加州清光。主の初期刀ね」

秋田「僕は秋田藤四郎といいます!
見習い様!つかぬ事をお聞きしますが…
身長は何Cmありますか?」

グリコ「う〜ん?この前測ったときは160Cmだったよ!!!」

玲羅「結構高めだな」

その後、刀剣男士達の自己紹介が終わって、質問タイムが始まりました。

一期「見習い様、ご趣味などはありますか?」

グリコ「趣味?あのね!絵描くのとか!歌うの好きだよ!」

平野「そうなのですね!」

前田「僕達と遊んでくれますか?」

グリコ「うん!遊ぶー!」

五虎退「あ、あの!見習い…さん!」

グリコ「ん〜?なにー?」

五虎退「ぼ、僕!五虎退って言います…あの!見習いさんは虎は…すきですか?」

グリコ「む!虎!?」

虎は鳴き声を発した。

グリコ「え!超可愛い!"僕"全然虎大丈夫!むしろ好き!」

骨喰「…僕?」

玲羅「ん?グリコ、お前"僕っ子"なの…?」

グリコ「…うん」

三日月「はっはっはそうなのだな、いやはや驚いたぞ」

玲羅「まぁ…驚いたけど似合わないこともないしね?」

グリコ「否定しないの?」

玲羅「別に?気にしないけど…?」

グリコ「ほんと!?じゃあ!ずっと僕って言ってていい?」

玲羅「うん」

グリコ「やったー!ありがとー!」

清光「主もたまに、「俺」とか言うからね」

グリコ「同じだね!玲しゃん」

玲羅「あ、はい」

…と本丸に来た見習いはとても不思議な子でした。

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作者名:神扇 | 作成日時:2019年11月29日 21時

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