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１週間後
『ねぇ、まおまお〜どう思う？』
衣更｢どう思うってなぁ･････｣
『なにがあったの？部活でなんかあった？変なもの食べてなかった？行動おかしくなかった？私翠が可愛すぎて天国行けそう。ってか行ける。確実に。翠大丈夫？』
衣更｢お前が大丈夫かよ。｣
今は朝のHRの前である。
たった今翠が自分の教室に帰っていったところだ。
翠の告白から１週間たった。
未だに返事は保留中。
もちろん毎日翠からの猛アピールは受けている。
けど。
『翠が豹変しすぎてやばす。今までツンツンデレツンデレツンツンツンツンだったのに急にあんなに可愛くなったら私どうにかなりそう。』
衣更｢まあ、確かになんか前とは違うような。｣
『お姉ちゃん大好き♡なのは知ってたけどぉ〜？』
衣更｢キモい。｣
『んだとこら。』
真緒くんとの友達関係は結構進展した。
真緒くんが目の前の席だけあって話しかけるのも多い。
移動教室も一緒に行動するぐらい仲良しになれた。
いつでも一緒にいてくれる友達が欲しかった私はとても嬉しかった。
『･･･(椅子引いたらなんて反応するかな。)』
私は前の席の椅子を掴んだ。
衣更｢お前ら何があったんだ？｣
『へ！？』
衣更｢前はお前が所かまわずアイツにぶつかっていってただろ？今は逆に見えるんだよ。｣
『･･･そかな？』
衣更｢そうだよ、｣
言ってしまいたい。
言って少しでも気持ちを軽くしたい。
でも言ってもいいのだろうか。
｢翠から告白されました｣なんて、
皆気持ち悪くなるだけだ。
しかも義理だということを知らない皆にとっては親近相姦ということになる。
相談の前に皆からの信頼を無くす。
上辺だけの友達はもう嫌だ。
心から信頼できる友達がほしい。
私だけを一番の友達として接してほしい。
そうゆう友達がほしい。
『反抗期が終わったのかも。』
この気持ちは隠す事にした。
衣更｢なんかあったら俺に言えよ。｣
『頼りにしてます！まおまお！』
"心から信頼できる友達"
それは経験と年の積み重ねで出来上がるものだと思う。
ほしいとか思っておきながらそんなものは中学で無くしてしまってる。
矛盾しているのだ。
でも友達は欲しい。上辺だけでも。
だから、
真緒くんと"友達"を続けるためには本当のことを隠すしかない。
もう一人になるのはゴメンだ。
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まほ(プロフ) - ルイＰさん» ありがとうございます！面白いと言ってくれて嬉しいです！長くなりそうなんですが、諦めず頑張ります！ (2017年2月5日 20時) (
レス) id: 288c5b0020 (このIDを非表示/違反報告)
ルイＰ - 姉弟愛さいこうです！すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2017年2月5日 18時) (レス) id: 8f215b8f3d (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - コアラのマーチさん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいです！！多分結構続きそうなんですが頑張ります笑 (2017年1月30日 20時) (レス) id: 288c5b0020 (このIDを非表示/違反報告)
コアラのマーチ - とても面白いです！続きが気になって仕方ないです！更新頑張ってください！ (2017年1月30日 19時) (レス) id: c5667e17f6 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - S･Tさん» コメントありがとうございます！ それは後からのお楽しみです笑 (2016年12月15日 6時) (レス) id: 288c5b0020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吉カナ | 作成日時：2016年12月12日 20時
