今日:9 hit、昨日:19 hit、合計:1,147 hit
小|中|大
& ページ29
「はぁ〜疲れた
やっぱ、体力って落ちんだな〜」
まだはしゃぐ部員達を
砂浜から2人で眺める。
「あのさ、山田。
ありがとね?水着」
高校のときは、
海に来てもサッカーのことばっかりで…
「知らなかった、
こんな楽しいなんて」
「そっか。
よかった、楽しんでもらえて」
山田との別れが、なんだか惜しくて
地平線へと沈んでゆく大きな夕日を
2人で静かに見つめていた。
「山田」
「おぉ、大ちゃん」
サプライズで花火をしようと、
山田の車で、買い出しに出ていた
有岡先生が戻ってきた。
「車、ありがとな」
「どういたしまして。
じゃ、大木。後は頼んだ」
「うん、任せて!
またね」
こうして、山田は帰って行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:MEG | 作成日時:2019年8月18日 23時