今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:1,128 hit
小|中|大
& ページ16
「…あ、あのさ。
今日は、ありがとな。
あいつらいつも本気出さねぇから、
助かった」
「い、いえ…」
「…」
「…」
気まずい気まずい気まずい
「大木。
この間のことなんだけど…」
来たっ!
「酔った勢いとはいえ、
教え子に手出すなんて、教師失格だよな。
本当に申し訳ない!
ごめんなさい!!」
立ち上がって、
深々と頭を下げる有岡先生に
慌てて私も立ち上がる。
「わ、私こそ!
ベロンベロンに酔って、
先生に失礼なことした上に
勝手に帰ってすみませんでした!」
先生に負けないように深々と頭を下げると
「いや、大木は少しも悪くない。
本当にすまない」
それに負けじと頭を下げる、有岡先生。
「も、もう辞めましょう、この話!」
「いや、でも…」
「私、覚えてないんで、、忘れましょ!
有岡先生も、忘れてください」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:MEG | 作成日時:2019年8月18日 23時