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「…あ、あのさ。
今日は、ありがとな。

あいつらいつも本気出さねぇから、
助かった」



「い、いえ…」



「…」



「…」



気まずい気まずい気まずい





「大木。

この間のことなんだけど…」



来たっ!



「酔った勢いとはいえ、
教え子に手出すなんて、教師失格だよな。

本当に申し訳ない!
ごめんなさい!!」


立ち上がって、
深々と頭を下げる有岡先生に
慌てて私も立ち上がる。


「わ、私こそ!

ベロンベロンに酔って、
先生に失礼なことした上に
勝手に帰ってすみませんでした!」



先生に負けないように深々と頭を下げると



「いや、大木は少しも悪くない。
本当にすまない」



それに負けじと頭を下げる、有岡先生。



「も、もう辞めましょう、この話!」

「いや、でも…」


「私、覚えてないんで、、忘れましょ!
有岡先生も、忘れてください」

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設定タグ:有岡大貴 , 山田涼介 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:MEG | 作成日時:2019年8月18日 23時

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