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Flash back ページ1

ピッピッピー





「うっ…」



「男のくせに泣くな!

そんなに悔しいなら
勝てば良かったでしょ?」



この日、私のマネージャー生活は
幕を閉じた。





「…あの、先生!」


「んっ?あぁ、大木か。
3年間、お疲れ様」


「あの、全国の夢、叶えられなくて
すみません、でした…」


「なんだ、大木、覚えてたんだ。

俺こそ、ごめんな?
俺が誘ったせいで、
大木の青春、サッカー漬けにしちゃったから
せめて、全国行かせてやりたかったんだけど。

でも、初戦敗退だったうちの高校が
決勝に行くまで成長したのは、
誰でもない、
大木のお陰だから」


ポンと優しく頭に乗った手に
ずっとこらえていた涙が溢れ出した。




「先生の夢、叶えたかった…」





「ありがとな、大木」


大好きな先生と、一緒に泣いた。



見上げた夜空も涙を流した。

初めて見た流れ星だった

同窓会→



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設定タグ:有岡大貴 , 山田涼介 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:MEG | 作成日時:2019年8月18日 23時

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