REBORN! <A.D> (ページ12)

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A「私が？大貴くんを??」

有「覚えてないですか？
３年前、人間のクズ達に
負けそうになってた俺を、先輩、
助けてくれましたよね??」

A「…うっそ､､あれ、大貴くん！？」

覚えててくれたんだ

有「そうっすよ～？
あの時から、先輩は俺のヒーローで､､
特別な人でした」

A「とく、べつ､､??」

有「俺、あの日からずっと、
先輩が好きで、
先輩に似合う人になりたくて、
変わったんです」

驚いて、せつない顔をする、先輩。

A「ごめんなさい､､私…」

A「好きな人がいるの､､」

有「俺じゃ、ダメですか？」

A「本当にごめんなさい。
私､､私、大貴くんのこと、
かわいい後輩としか見てなくて､､
ごめんなさい…」

やっぱりか…

有「大丈夫です。分かってましたから…
今まで通り、よろしくお願いします！」

そう言って、その場を後にした。

かわいい後輩…か､､
せめて、カッコイイが良かったな～

先輩は、優しいから泣いてるかもな…
悪いことしちゃった、かな､､

有「あれっ？…んだこれ､､」

頬を伝った滴。
それは、止まらなかった。