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歌が大好きだったから、
先輩に会えるかもと始めたこのバイト。
久しぶりに聴きたい曲があって、
仕事終わり、店へと寄った。
♪〜Changed my world
Changed my filling
You are all I need〜♪
アメリカのアイドルグループ
"SMART"が歌う、そんな歌が、
俺の背中をいつも押してくれる。
ﾄﾝﾄﾝ
優しく、不意に叩かれた肩に、
目を開ける。
A「何、聞いてるの？」
そう身振り手振りで伝えてきた彼女。
高い所が届かなくて、
背伸びするとことか、超かわいくて、
前よりキレイになって、
小さく見える彼女。
俺は、前より背も伸びて、
男らしくなったでしょ？
気づいてないんだろうな…
有「これ、俺の大好きな曲なんです」
A「そうなんだ…
カッコいいね、洋楽好きなんて､､」
有「俺、実は高校デビューなんっすよ」
A「えっ…？」
有「中学校では、地味な方だったんです」
A「意外だな〜、大貴くんは、
元気で明るくて、目立つイメージあったから」
変わらない、優しい笑顔､､
有「俺を変えたのは、
A先輩なんですよ？」
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作者名：MEG | 作成日時：2016年10月2日 19時
