証拠隠滅★4話★ ページ39
渚side
A「毒のストック無くなったー!」
『えー!真面目に餓死しそうだよー!』
そう、一華にハッキングの方法を習った日から、2週間。
あれから試行錯誤を繰り返し、ストックしてあったAの毒を混ぜ合わせ、色々やった結果、コップ半分飲めば、1日のみならお腹が空かないという毒を作り出したのだ!
…が。2週間は、それで大丈夫だったのだけど…
たった今。それが。無くなった────
太宰「死ぬかも」
A「太宰さんは、嬉しいんじゃないですか?」
太宰「美人との心中じゃなきゃなぁ」
『どうしよう…本格的に働かないと…食費が大変なことに…』
A「そうだなぁ…」
太宰「Aちゃん、薬剤師とか?」
A「大学いかないとですよね。学費かかりますよね。というか学力!」
太宰「そうかー…じゃあ、渚ちゃんとAちゃんが組んでアイドルとか」
「「ないないないない」」
太宰「じゃあどうするのかなー」
A「太宰さんだったら、バイトぐらいできると思うんですけど」
太宰「いやだー」
『取り敢えずスーパーいって試食がないか探そう』
A「そうしようか」
゚*。:゚ .゚*。:゚ .゚*。:゚ .゚*。:゚ .゚*。:゚
『太宰さんは…?』
太宰「美しい…どうか私と心中を…」
A「渚、行こう」
『そうだね』
太宰「二人共〜待ってー」
「「…もういいです…」」
太宰「酷いなぁ」
A「試食っあったよー」
『やったー!』
A「これで、今日は大丈夫だけど…」
『うーん…どうしよう、明日から…』
太宰「考えたのだけど…」
『なんですか?』
太宰「皆で、彼氏、彼女を作って、その人に泊めてもらって、昼間は此処に集まって証拠隠滅をする、というのは?」
『却下』
太宰「えぇー」
A「そんな簡単に彼氏なんて出来るはずないじゃないですか。それに…私は…」
『そう、だよね。男性は…』
太宰「他の案がないなぁ」
『太宰さんが、女性に近づいて食べ物を恵んでもらうとか』
A「その女性がかわいそうじゃん」
『そっかぁー』
A「あ…」
『ん、なになに』
A「河川敷に薬草とか、ないかな」
『ええーないだろ…』
゚*。:゚ .゚*。:゚ .゚*。:゚ .゚*。:゚ .゚*。:゚
『あった…』
A「やったぁ!これでもう大丈夫だよー」
────
「入社試験、ですか…」
「太宰さんなら大丈夫だって!」
「私達もあるんだよねぇ」
「どんな試験だと思う?」
「太宰さん、待ってて下さいね」
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蜂蜜 雨花(プロフ) - バナナさん» バナナぁ!!!バナナがいるぞぉぉぉ!!!ふおおおおお!!! (2017年12月13日 22時) (レス) id: be625ac845 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ@Mikoto(プロフ) - バナナさん» 有難う! (2017年12月13日 9時) (レス) id: ab35abbbd7 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - 面白いです!ガチで (2017年12月13日 9時) (レス) id: 203f2c4b85 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ@Mikoto(プロフ) - 海松ミルさん» そうなんですか!(;°ロ°)直しときます! (2017年11月2日 6時) (レス) id: ab35abbbd7 (このIDを非表示/違反報告)
海松ミル - 太宰さんは幹部になったの18んときだから、四年前とかに修正した方が良いぞ… (2017年11月2日 6時) (レス) id: c6f843df75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チョコ@Mikoto | 作成日時:2017年10月23日 15時