日常編 カレコレ屋の新人は色彩を失っていた少女

日常の第二話前編　[ゲームをプレイしたら洗脳されてしまった] ページ8

＿カレコレ屋＿(雫視点)

シデ「これが依頼の品か。」

テーブルの上に乗ったゲーム機を見て言う。

ヒサ「普通のゲーム機にしか見えないけど。」

カゲ「でもこれが人を洗脳するゲームとして話題なんだよな。」

シデ「洗脳？どんなふうになるんだ？」

雫 「ちょっと気になるね。」

ヒサ「なんかその人のキャラがヤバい感じになっちゃうらしいよ。」

え？ていう事はだよ？

いつもと違う皆→レア

雫 「すっごい気になる。」

カゲ「あれ？なんか変わったような…気のせいか。」

カゲ兄それはきっと気のせいじゃない。

シデ「人格が変わるのか？恐ろしいな。」

カゲ「待てよっ！俺がクズキャラなのも洗脳されてるのかもっ！？」

ヒサ「それは自前だろ。」

雫 「メタァ。」

まぁ、私もメタ発言結構な頻度でしてるけど。

シデ「確か、このゲームをクリアしてほしい、って依頼だったな…」

ヒサ「ネットに出回っている情報ではゲームをクリアすれば全員洗脳が解けるって書いてあるね。」

カゲ「そうやって大勢のプレイヤーが挑んで失敗してんのか。」

ヒサ「どうする？危険そうならこの依頼断る？」

シデ「ウム、そうだな。」

そんな…いつもとは違う皆も見てみたかった…

あ、でも狂っちゃったらもともこもないか。

シデ「それに俺はゲームと言うのはあまり好きじゃない。」

カゲ「いやいやいやいや！！お二人さん！！カレコレ屋には人生の大半をスマホゲームｎ捧げてきたこの俺様がいるんだぜ！？こんなゲームイージーモードだぜ！！」

すっごいドヤ顔だぁ。

ヒサ「その分人生ハードモードそうだな。」

上手いこと言いながら適確なツッコみできる辺り凄い。

続く…

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