新入部員はおｎ…え？何？…えぇぇ！？男の子ぉぉぉ！？

第十三話後編　《先輩が死刑囚になった話》 ページ42

＿部室にて＿(零視点)

アナ「次のニュースです。世界屈指のセキュリティを誇る拘置所から囚人が脱獄した模様です。なお囚人の手助けをしたものがいたらしく彼らは『秘密結社ヤルミナティー』と名乗っていたようです。」←アナウンサーって事だよ

キリ「ふぅ…何とかまいたなぁ。」

ハク「これにこりたら少しはバラすの自粛してくださいっすよ？タブーさん聞いてるんすか？」

タブ「ギャパパ！！俺様はお前らの助けなんかざいらなかったけどな！！死刑なんか全然怖くなかったぜ？」

キリ「うそつけ！死ぬ前に泣きべそ掻いてたクセに。」

タブ「ギャパパ！！んなことしてねーよ！！頭に来たぜ…ぶっバラしてやる！！」

キリ「うわあああ！やめろタブー！」

ハク「タブーさんやめるっす！」

零 「あははっ。」

嬉しかった。

この日常を守ることが出来たのが。

こんどは失わずにすんだって事が。

ツウっと伝っていく涙。

なんで出て来たか分からないが、




悲しくないのは確かだった。

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