第十三話後編 《先輩が死刑囚になった話》 ページ41
紅視点
さあ、出番だ。
目が紅く光る。
タブ「ハック…」
キリンさんは急いで縄を外す。
キリ「よいしょッと。何ぼさっとしてんだタブー!とっとと帰るぞ!」
紅 「腕出して。」
素直に出される腕。手錠の鎖をナイフで思いっきり切る。
パリンッと音がし鎖が切れる。
紅 「これで走りやすくなるよね。」
看守「何してるんだ貴様ら!!一体何者なんだ!!」
そんなの決まってんじゃん。
キリ「俺達は秘密結社ヤルミナティー。世界征服をもくろむ最強の組織なのだぁ〜〜!!よ〜く覚えとくんだな!!」
看守「貴様ら全員犯罪だぞ。しかも女に武器持たせるとか何考えてんだ!!」
プツンと音がした。
紅 「ねえ、コイツら絞めていい?」
ハク「おっけーっす。」
紅 「ははは。久し振りに暴れれる!!後誰が女だって?」
出来るだけ笑顔で低い声で言う。
大丈夫、殺したりしないから。ちょーーーと痛めつけるだけだから。
ナイフを相手から少しずれたとこ投げる。勿論避けるだろ?
避けて少し隙が出来るその間に蹴りをいれる。どことは言わない。
叫び声も上げないので見ると気絶している。
つまんねーの。
タブーさんの手錠の鍵と思われるものをとり。投げたナイフを拾う。
警官「銃刀法違反だぞ!」
紅 「なに言ってんだ?コレは5cmだぞ?六法全書よんで来い。買う金もないか?可哀想になww」
少し煽る。銃を持ち出す警官。打たれる前に腕を蹴り上げ全員分取り上げる。
銃を向ける。怯えて声が出てない。
面白いなww
ハク「そろそろ行くっすよ。」
紅 「あー、おーけーおーけー。」
警官「アイツらを捕まえろー!」
キリ「お前らなんかに捕まったりしないぞ!」
パチンと音がして電気が消える。
警官「なっ、停電!?」
警2「くそっ!これじゃ周りが見えない!!」
キリ「今のうちだ!逃げろ!!」
全力で走り抜ける。後ろか「くそおおぉぉぉ!!」と声が聞こえた。だから大声で返してやった。
零&紅「ざまあみろ!!」
そう言った彼の目は右が青く左が赤色に光り、まるで二人が一つになったようだった。
続く…
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陽炎/蜃気楼(プロフ) - 無の人さん» コメントありがとうございます!!はい!関わりを持たせたくてepisod2まで待ってた人ですww (2020年9月27日 8時) (レス) id: ebb6d95e32 (このIDを非表示/違反報告)
無の人 - 零の過去編楽しみにしてます!ハックの過去編に関わりがあるんですね…… (2020年9月27日 8時) (レス) id: aeb8e19062 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 死んでませんから死なないで下さい;;!! (2020年8月25日 20時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - ミリアさん» わぁ。天使が見える。死んだのかな? (2020年8月24日 21時) (レス) id: aac3056180 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 良いですよ。うちの子、貰っても良いですし、使っても良いですよ。香純「よろしくお願いします。(天使みたいで優しい笑顔)」 (2020年8月22日 22時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:陽炎/蜃気楼 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1210kagero1/
作成日時:2020年8月8日 22時