第十二話中編 《催眠術にかかった話》 ページ32
零視点
キリ「それじゃあ催眠術を始めていくぞ!」
タブ「ギャパパ!俺様は催眠術なんか信じちゃいねーぜ?」
ハク「俺もあんまかかる気しないっす。」
零 「私結構かかりやすそう。」
なんかあったら変わってね。
紅 (何かある前提なのかよ。)
まあねー。
キリ「絶対かかるから!!見とけよお前ら!それじゃあ三人とも体の力を抜いて。」
ハク「どんな催眠術なんすか。」
キリ「ものすごい道具をつかうんだ!じゃ〜〜ん!!」
ハク「随分古典的な催眠術っすね…ホントにかかるんすか?」
キリ「かかる!!それじゃあ始めるぞ!!」
キリ「タブー、お前はだんだん動けなくな〜る。」
そう言って五円玉が付いた紐を左右に揺らす。
タブ「ギャパパ!そんなんでかかるわけ…」
そこまで言うと固まって動かなくなってしまった。
ハク「タブーさんどうしたんすか?」
タブ「ギャパパ…体が…動かねぇ。」
零 「まさか本当に動けなくなったとか…!?」
ハク「冗談よしてくださいっす。」
キリ「ハック、零お前達もだんだん動かなくな〜る。」
またもや紐を左右に揺らす。
数秒後全く動かなくなってしまった。
ハク「…!?体が動かなっす。」
零 「まじかー。」
全然動かないよ。ほら。
紅 (ちょっと変わってもらってもいいか?)
うん、いいよ?
瞬間目が紅く染まる。
紅 「久々だねー!あ、やっぱり動くんだ。」
ハク「なんで紅は動けるんすか!?」
紅 「かけたのは零だからじゃない?」
ハク「なるほど。」
零 (へー面白いね。)
これがやりたっかっただけだから戻るぞー。
零 (おけー。)
言ったのとほぼ同時に元の空色の目に戻った。
あ、戻ると動けないのね。
キリ「ど〜〜だ???これが催眠術だぁ。」
続く…
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陽炎/蜃気楼(プロフ) - 無の人さん» コメントありがとうございます!!はい!関わりを持たせたくてepisod2まで待ってた人ですww (2020年9月27日 8時) (レス) id: ebb6d95e32 (このIDを非表示/違反報告)
無の人 - 零の過去編楽しみにしてます!ハックの過去編に関わりがあるんですね…… (2020年9月27日 8時) (レス) id: aeb8e19062 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 死んでませんから死なないで下さい;;!! (2020年8月25日 20時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - ミリアさん» わぁ。天使が見える。死んだのかな? (2020年8月24日 21時) (レス) id: aac3056180 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 良いですよ。うちの子、貰っても良いですし、使っても良いですよ。香純「よろしくお願いします。(天使みたいで優しい笑顔)」 (2020年8月22日 22時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:陽炎/蜃気楼 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1210kagero1/
作成日時:2020年8月8日 22時