新入部員はおｎ…え？何？…えぇぇ！？男の子ぉぉぉ！？

第六話前編２　《メンヘラストーカーの話》 ページ14

零視点

ハク「とりあえず一回中身見てくださいっす。」

キリ「どれどれ？」

＿手紙＿
愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる…
＿＿＿＿

キリ「どっから見てもラブレターじゃないか」

ハク「いやどう考えてもおかしいじゃないっすか！」

零 「私にも見せ…」

ガタガタガタガタ

紅 (大丈夫か。)

だいじょばない。

ハク「文字でぎっしり埋まってて気持ち悪いっすよ！」

キリ「そうか？俺はコレもらったら嬉しいけどな。」

ハク「キリンさんも異常なの忘れてったす。」

タブ「ギャパ…零大丈夫か？」

何この先輩。今日めっちゃ優しい。

零 「大丈夫…です。同じ様な物を昔貰った事があるだけですので。」

タブ「それでもう一枚の方はどうなってんだよ？」

ハク「こっちもやばいっすよ。」

キリ「これは差出人のイラストか？確かに少し不気味だな…」

ハク「この手紙だけじゃないんすよ！最近妙に部屋で視線を感じたり部屋の物の位置が変わってる気もするんす！多分オレ、この手紙の差出人に狙われてるすよ！」

キリ「考え過ぎじゃないか？」

ハク「そんなことないっす！」

ピリリリリリリ(スマホが鳴る音)

ハク「また来たっす！」

タブ「ギャパ！誰からだよ？」

ハク「わかんないっす。最近非通知から電話が何回もかかってくるんすよ。しかも出ても無言だし！怖くて仕方ないすよ！助けてくださいっす！」

なんか昔の俺もこんなのあったよな。

紅 (あの頃はやばかったな。)

キリ「ふ〜んだ！俺、モテてるやつに協力とかしたくないもんね〜」

タブ「ギャパパ！俺様もだぜ！」

零 「私は協力するよ。」

ハク「零〜！！」

零 「非情な先輩達は置いて帰ろうか。」

ハク「はいっす！！」

続く…

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