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episode3★握られた手 ページ3

「お前ら、いい加減

話を戻すのだよ!!」







「わ、わりぃ真ちゃんw」





「と、取り敢えず探索しませんかw」






まだ私たち二人は、笑いのツボから

抜けだすことが出来ずにいた。





「お前ら、本当に反省しているのか!」





激おこぷんぷん丸な緑間くん←





「俺とかは慣れちゃったけど、普通の奴は


図体の大きい男がウサギちゃん


持ってたら変に思うぜ?」






「むぅ…」







「まぁ、持ってないと本当に

ひでぇ目に合うから持ってるんだもんな」




わりぃ、わりぃと緑間くんに謝る高尾くん




美しい友情関係と言う奴か( ´ ▽ ` )






事情を聞くと




おは朝占いのラッキーアイテムを

持ってないと毎度悲惨な目に合うから

持っているということだ。




それはもはや呪いなのでは(笑)






「大変なのに、笑ってごめんね」






「ただ人事を尽くしているまでだ」





「じゃ、探索と行きますかー!」





私たち三人は、探索を始めた。






「なんか薄気味悪い…」







薄暗い蛍光灯が、ポッ、ポッと


消えたりついたりを繰り返す廊下





嫌な雰囲気だ





数週間前の出来事を思い出す




(まさかね……)







「嫌な予感がするのだよ」






「…緑間くん、そう言うのって

フラグって言うんですよ」







そう言った、次の瞬間







『…ねぇ、アソボウ?』





その声に、振り向くと




赤いワンピースを着た


少女がいつの間にか


後ろについてきていた






「「ぎゃあああああぁあ!!」」




私たちは、悲鳴をあげ走り出した






「やべぇ、真ちゃんの所為だよ!」





「う、うるさいのだよ!」





二人はそう言い合いながら

走る余裕があるみたいだがら




「〜ッ」




私が、ついていくので精一杯だった







「あ、悪りぃ!」





そんな私に気づいてくれた、



高尾くんが

私の手を取り引っ張ってくれた。








あのときと同じく、私は誰かに


いつも助けられてばっかりだ








握られた手

episode4★現状の分析→←episode2★呑気な三人組



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針宮(プロフ) - 死季さん» こちらこそ、ありがとうございます、あやかし百鬼夜行とウラツクで宜しくでっす! (2014年8月13日 20時) (レス) id: a2a5ab0bbb (このIDを非表示/違反報告)
死季(プロフ) - 針宮さん» わぁ、ありがとです!!Σ(ノд<) (2014年8月13日 19時) (レス) id: 39b0a78054 (このIDを非表示/違反報告)
針宮(プロフ) - 死季さん» やってますよ(^_^)kusuriuriami で占いツクから来たと言っていただければw (2014年8月13日 19時) (レス) id: a2a5ab0bbb (このIDを非表示/違反報告)
死季(プロフ) - 面白いです!!更新頑張ってください(o`・ω・)oあの、いきなりですが、今もあやかしやってますか?してるなら、是非お友達に!!(゚ω゚;) (2014年8月13日 19時) (レス) id: 39b0a78054 (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ(プロフ) - 頑張って下さい (2014年8月13日 4時) (レス) id: ef13450489 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:針宮 | 作成日時:2014年7月12日 23時

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