episode10★幼稚 ページ12
左に曲がってから、
数分もしないうちに
「あ、赤司っち！」
黄瀬くんが声をかける
どうやら、彼らも知り合いらしい
赤「何だ、黄瀬お前もいたのか…」
？「あら、和ちゃんもいたのね」
女性にしてはガタイがいい
いわゆるオネエさんか…
それにしては、綺麗な人だ
一瞬女の人かと思った。
高「お久ぶりっす、実渕さん」
それから、いつもの如く、説明すると
赤「君には、身に覚えがないのか
こうなる事になるような」
攻撃的な言動に威圧的な態度を向けられる
「…多分、ない」
赤「…そう言っても、君以外は何かと
バスケ部と言う関係性がある」
「ば…すけ？」
赤「ここにいるのは、全て選手たちだ」
「成る程、疑われてもしょうがないですね」
人数が増えて顔見知りが増えていく中
私みたいな部外者は、否応なしに
目立ってしまう…
疑われるのも無理はないか…
紫「赤ちんも、そう思うよね〜」
拍車をかけるように紫原も賛同する
「っ…」
(私も、一応…いや、言い訳がましいか)
花宮くん達と言う知り合いがいるし
マネージャーみたいな事はしているが
本人たちがいない以上
嘘だと思われるに違いない
言っても意味がないと判断し
私は口ごもる
赤「君が黒幕ではない、という
証拠がない限り、監視させて貰うよ」
頭ごなしに、見下されている感じがする
他人から向けられる視線や根拠のない差別感
赤の他人に私の価値を下げられるのが
酷く不快だ
プライド、矜恃と言ったモノが傷つく
自分自身にプライド何て安っぽいものを
持ってた覚えはないが…
私の中のこの不快さや憤りを
どうやら無視する事ができない
一言で言えば、こんなにも簡単なことはない
イライラする
ただ、その一言に尽きる
爪が食い込むほどに握り締めた拳
私は幼稚で負けず嫌いだ
episode11★安全地帯→←episode★夏と言えば！！
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針宮(プロフ) - 死季さん» こちらこそ、ありがとうございます、あやかし百鬼夜行とウラツクで宜しくでっす！ (2014年8月13日 20時) (
レス) id: a2a5ab0bbb (このIDを非表示/違反報告)
死季(プロフ) - 針宮さん» わぁ、ありがとです!!Σ(ノд<) (2014年8月13日 19時) (レス) id: 39b0a78054 (このIDを非表示/違反報告)
針宮(プロフ) - 死季さん» やってますよ（＾_＾）kusuriuriami で占いツクから来たと言っていただければw (2014年8月13日 19時) (レス) id: a2a5ab0bbb (このIDを非表示/違反報告)
死季(プロフ) - 面白いです!!更新頑張ってください(o｀･ω･)oあの、いきなりですが、今もあやかしやってますか？してるなら、是非お友達に!!(ﾟωﾟ;) (2014年8月13日 19時) (レス) id: 39b0a78054 (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ(プロフ) - 頑張って下さい (2014年8月13日 4時) (レス) id: ef13450489 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：針宮 | 作成日時：2014年7月12日 23時
