10話 ページ12
レイジはAに屋敷の中を案内していた。
貴女「ごめんなさいね、レイジ。屋敷の中も教えて欲しいだなんて。」
レイジ「いえ、確かに必要なことです。私としたことが、そこまで気が回りませんでした」
そう言った後、ある部屋で止まった。
貴女「...ここは？」
レイジ「図書室です。」
ガチャリ))と、ドアを開けると、視界いっぱいに本、本、本
貴女「凄いわね、これなら当分は飽きることもないわ」
レイジ「そういえば...姉上は昔から本が好きでしたね」
貴女「ふふ、覚えててくれたの？」
レイジ「えぇ。勿論です。忘れたりしませんよ。...さぁ、次の所へ行きましょう」
そう言って、図書室から出た後は遊戯室、キッチン、バスルーム、など色々なところ回った後Aの部屋についた。
レイジ「ここが姉上の部屋です。事前に綺麗にしといたので、もう使えると思います。」
貴女「本当？流石レイジね」
レイジ「い、いえ。姉上のためなら、これくらい造作もないことです」
そう言って照れ臭そうに顔を背けながら言うレイジが可愛くて、「少しかがんでくれないかしら？」と言ったらキョトンとしながらも、かがんでくれた。「お疲れ様。」と言いって頭を撫でた時、レイジの顔が真っ赤になって急にどもり始めた。
レイジ「お、お礼を言われるほど、そこまでたいしたことはしていません。」
バッ！と勢いよく離れてそう言われたので今度はAが、キョトンとする番だった。
貴女「嫌だったかしら？ごめんなさいね。」
そう言ってシュン、としたAを見て
レイジ「そ、そんなことはありません！むしろ、その逆です...」
貴女「ふふ、嬉しいわ。ありがとう。...あ、そういえば...」
レイジ「どうかなさったのですか？」
貴女「明日ユイと買い物に行こうと思うの。良いかしら？」
レイジ「勿論です。必要な物も揃えなくてはいけませんしね」
周りを見渡してレイジは言った。そうした後Aに向き合って
レイジ「姉上は...もう私達の前からきえませんよね？」
不安そうにAを見たレイジに、Aは赤子をあやすように笑って
貴女「大丈夫よ。これからずっとここにいるわ」
Aがそう言ったら、安心するようにレイジは笑って「そうですか」といった。その後「姉上、今日は色々あって疲れたでしょうから入浴してきたらどうですか？もう、お湯は張ってあるので」レイジにそう言われたので、好意に甘えることにした。今日の事を整理する為にも必要だから。
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SM - 続き、楽しみにしてます！ (2020年4月3日 21時) (
レス) id: b6be28c7e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - 続きがとても気になります！！更新待ってます！！ (2020年3月7日 13時) (レス) id: 1647bd3009 (このIDを非表示/違反報告)
Miyuyu(プロフ) - 続きがとっても気になります！お話とってもドキドキします(*ﾟ∀ﾟ) (2017年9月16日 1時) (レス) id: 61fdf5dd03 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - シロップさん» ありがとうございます！最近更新を再開し始めたばかりなので、自信がなかったのですが、これから頑張って行きますね！！ (2016年3月30日 11時) (レス) id: faa4c428c6 (このIDを非表示/違反報告)
シロップ - このお話、とってもおもしろいです(>ε<*) 続き楽しみにしてます！！ 更新がんばってください(ノ＞＜)ノ 応援してます♪♪ (2016年3月30日 10時) (携帯から) (レス) id: b8ca215e76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2014年11月8日 19時
