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和兄の場合 part3 ページ29
和兄×高熱×甘えたさん
和也「A、、あっちぃ、、」
A「んー、冷えピタかえる？」
今日は和兄が風邪で寝込んでしまっている。
学校から帰ってきてずっと看病してるけど
なかなか弱っているようでちょっと楽しい。笑
あ、和兄には内緒ね？
ぜったい怒られるから笑
和也「ちがう、おでこは冷たいの」
ふふ、ちょっと舌足らずになってるし
かわいい、笑
和也「何笑ってんの、」
A「えー？なんでもないよ」
和也「うそつき」
口をむぅっとさせた和兄に睨まれた。
、、全然怖くない笑
熱高いと女子より可愛くなるんだから
和也「あー、あっちぃ、、」
A「しょうがないね、それは」
和也「でもあちーもん、、」
もん、ってなに、もんって笑
和也「Aの手貸して。」
A「ん？手？なんで？」
私の質問に答える気はないのか、何も言わずに手を握られる。
和也「ん、冷たくてきもちー、」
なになに！？急に？
A「なに、和に、」
和也「ふふ、Aの手、やわらけーね笑」
私の手をにぎにぎと握っていつまでも離さない和兄。
え、こんな人だっけ？
私の知ってる和兄は
意地悪で
素っ気なくて
毒舌で
和也「もっとこっち、きて？」
こんなに甘い人じゃない、、
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作者名：S104 x他1人 | 作成日時：2019年5月6日 10時
