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カラオケが終わり、打ち合わせがあるうらさかは帰っていった。
俺は相棒のセンラ君と一緒に都内のデパート…に来ているのだが。


「何が楽しくて男2人でデパートのジュエリー…これぞビジネスホモ!」

「あん?」

「ごめんて、大丈夫やって、俺も好きで付き合ってるんやからそんな顔せんといて!?」


スベリまくっているセンラ君を放置して、ザーッと一通り店を見てみる。
んー…紫、紫……なんて探しまくっている俺をそれをあわてて追いかけるセンラ君。
はたから見るととてもシュールな様子に見えるやろな。


「志麻君、えぇのあったー?」

「んー…あんまし。」

「ショッピングモールの方にもある見たいやし、そっち行く?」

「そうやな…」


センラ君に連れられて、デパートからほどないところにあるショッピングモールへ。
先ほどのデパートとは違い、若者に人気のブランドが並ぶそこの一角。
お目当ての品がそこにあった。


「センラ君……」

「お?どないしたん志麻君。」

「あそこはいってえぇ?」

「ん?えぇよ。…ってぇ!置いていかんといて!?」


センラ君を半ば置いていくような早足で、かつ平然を装ってジュエリーショップに入る。
数々のアクセサリーやジュエリーが置かれている一角、シンプルなプラチナに
キラリと埋め込まれている紫色のアメジスト…俺が求めているのこれやん。


「見てやセンラ君これ……」

「どれどれー?お、えぇやん!志麻君のことやから紫入れたいんやろ?」

「まぁ、な。」

「独占欲強いなぁ…」

「男なんてそんなもんやろ。」


ニヤニヤしているセンラさんを一蹴しながら、近くにいる店員に詳細を聞く。
内側に名前が彫れること、サイズも在庫があることを確認した俺は
迷わずそれを選らんだ。直感って大事やからな。



「えぇの選んだんとちゃう?」

「おう。」

「にしても、けっこういいお値段やねぇ…」

「センラ君も頑張りや。」



まだ先やわぁ、なんて笑うセンラ君と店をあとにする。
さて、この後どうしようかな………

。→←う



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ちょこ - とてもよかったです!その後話が欲しい! (2021年9月17日 1時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
あかはね(プロフ) - キュンキュンさせて貰いました…。志麻くんかっこよすぎません?← (2019年12月2日 17時) (レス) id: e76134e0bd (このIDを非表示/違反報告)
ポン酢(プロフ) - めっちゃよかったです! (2019年12月2日 16時) (レス) id: 76be53e752 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Elice | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/Elicelist/  
作成日時:2019年11月24日 16時

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