社長さんの娘を預かることになった、よ？

娘さん　25 ページ25

翌日。



セ「そろそろ起きなあかんでー？」

志「んん？…いま、なんじ？」

セ「１０時やで〜」

坂「もう３日〜」

セ「餓死してまうわw はよ起き〜」

う「めっちゃ体痛い」



１人１人が起こされるごとに一言喋りセンラが相槌をうつ。
しかし、一人の声が聞こえず全員がそちらに目を向ける。



志「A〜、もう１０時やで〜」


志麻が声をかけても起きる気配がない。





坂「まさか、、、死んどるんやないか？」

セ「ほらAー？」




布団を剥いでAの顔を覗くと


『セン、ラさん…』


涙目になってセンラを見たA。


セ「怖い夢でも見たん？」


優しく頭に手を置いた瞬間、何か違和感を感じたのか動きが止まったセンラ。


志「ん？どしたん？」

セ「A…熱あるんとちゃう？」




さっき触れた時、普通ではない熱さを感じ、そう発言したセンラ。
その言葉に驚く三人。




『頭、痛くて…つらい』

声を出すのも精一杯そうだった。






セ「昨日のお風呂上がりが原因やなぁ。まず、熱計ろか」

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