社長さんの娘を預かることになった、よ？

娘さん　19 ページ19

※心霊系ダメな方は飛ばしてください



you side

深夜1:50



“寝れない”
ただそれだけのことに悩まされている。
あの時のお昼寝が原因か？
そうに違いない。

体を起こして床を見ると、ある人物と目があった


「やっぱ、寝れへん？」


まーしーだった。
彼も体を起こし、私に目を向けた。
私と一番近い位置に寝ているため小声で会話可能。



『うん、多分お昼寝しすぎたかも』

志「うらたさんと坂田よく寝れるなぁ」


隣で寝てるさかたん達を羨ましそうに見ているまーしー。

すると、何か思い付いたかのように顔を上げた彼



志「午前2時って、幽霊が集まりやすいって聞いたことあるんやけど」

『な、な、なんでそんなこと言うんですか！？』


思わず大きな声を出してしまい、まーしーに口を塞がれる



志「幽霊苦手なんか？」

『…うん、苦手。』

志「ここ開けたら(幽霊が)いたりして」


そう言いながらベランダのカーテンを開けようとしていた。
なんとなく怖くなって私はまーしーの隣に行った。


志「ま、そんなわけねー……ん？」




カーテンを開けて家の前の道路に目を向けると


『…ま、まーしー。なんか見えちゃいけないもの見てる気がする』

志「ああ。白いワンピースの…」


私達が見ているのは、白いワンピースを着た女？
顔は分からない。だって


『首…ないよね』

志「…ないな」


私達はゆっくりカーテンを閉めてリビングに急いで戻った。

時刻は丁度２時。


『まーしー、怖くて寝れないよ』

志「こっちくるか？」


前、うらたさんに
“まーしーは何するか分からないから気をつけて”
と言われたことがあるが、今はそんなの関係ない


ソファからおりてすぐ、まーしーの隣に行って眠りについた。









＋＋＋

夏休みのお話なので、心霊を入れたいなと思ったので衝動で書いてしまいましたw
作者も、夏休み中…心霊体験しましたよ( ・−・)







夏の夜、深夜２時にはご注意を。

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