HAPPY BIRTHDAY RAN�� ページ9
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5.26 HAPPY BIRTHDAY RAN!!
あれから3年。
永遠はすくすくと大きくなり
お話もたくさんできるようになった。
今夢中になっている遊びはおままごと。
女のコだからなのもあるが
姪っ子が可愛くて仕方のない竜胆が
飽きずに付き合ってくれているのだ。
その甲斐もあってか、永遠は
将来竜胆と結婚すると言っている。
もちろんおままごとのときも
竜胆が旦那さん役をしている。
これには蘭がショックを受けて
Aに慰められたのはまだ最近の話。
永遠のいないところでこっそりと
竜胆に八つ当たりをしているような
大人気なさまで見せている。
そんな永遠はAのお手伝いに
興味を持っていて、危なくないことは
お願いするようにしている。
永遠が生まれてから、蘭はクラブの
事務仕事の方をメインでするようになり
イベント以外ではなるべく開店前に
帰宅するようにしているのだ。
そして、今日は蘭の誕生日。
Aはサプライズと称して一緒に
蘭のためにケーキを作ることにした。
プレゼントも昼間に買物をして選んだ。
「永遠ー、ケーキ焼けたよ。」
Aが声を掛けるとアニメの録画を
見ていた永遠がトテトテと近寄ってきた。
「おいしそう!!
ママはりょうりがじょうずねー!!」
「そうでしょ??」
焼けたスポンジの粗熱を取っているうちに
エプロンを着せて手を洗わせる。
「パパはモンブランが好きなんだけど、今日は
永遠の大好きなショートケーキにしようね??」
準備万端の姿にそう微笑むと、冷蔵庫から
既に泡立ててある生クリームを取り出す。
「パパのたんじょうびなのに、
とわのすきなのでいいの??」
蘭と同じ色でAに似た大きな目を
くりくりさせてそう言う永遠の頭を撫でる。
「パパは永遠のこと大好きだから
よろこんでくれるよ??
それに今日は大きなイチゴも買ったの。」
「おいしそう!!」
永遠がにこっと頬を赤く染めて笑うと
結ばれた三つ編みが揺れる。
「ママがケーキに魔法掛けるから見ててね??」
スポンジを半分に切って、間に切ったイチゴと
生クリームを乗せるとスポンジで挟む。
そしてパレットナイフを使ってあっと言う間に
ケーキに生クリームを塗った。
その様子に目を輝かせて拍手をする。
「すごーい!!まっしろになったよ!!」
「次は永遠にお願いしようかな??」
「うん!!」
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YUMi(プロフ) - キクラゲさん» キクラゲちゃん、早速コメントありがとう!!ラストスパート頑張るね(｡•̀ᴗ-)✧ (5月22日 17時) (
レス) id: 85b1561d95 (このIDを非表示/違反報告)
キクラゲ(プロフ) - うわーついに続編！待ってた！ゆっくりでいいから頑張ってね！ もう、50話から涙出てきた;; (5月22日 17時) (レス) @page1 id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUMi | 作成日時：2023年5月22日 16時
