酒は飲んでも... ページ20
▽
中島ヨシキ19時から四人くらいで飲まない?
仕事が長引き少し遅れて、店に着いたのは20時。奥に通されると、テーブルとソファーが並んだ席に先客がいた。
中島「あ、お疲れ〜」
『お疲れ様〜...』
ヨシキとたろりんと...あれ、誰かもう潰れてる...
誰だろ。
西山「今日も舞台の稽古？」
『稽古の後に仕事で。すみませーん！ビールくださーい！』
中島「座るよりも先に注文しないのw」
『えへへ』
笑いながら私はヨシキの隣に座った。その向かい側にたろりんと、たろりんの隣に突っ伏している人。
てか潰れるの早くない？？1時間しか経ってないでしょ。そんなすぐ酔っ払う人いたっけ...
「たんの...？」
弱々しい声とともに、その人が顔を上げた。
予想外の人物だったから目が点になった。
『うっめちゃん...？え？w何でもう出来上がってんの？w』
西山「wwwwww」
中島「分かんないw初っ端からいきなりビール飲み始めるわ、日本酒頼むわでペース止まんなくてw」
普段飲み会に来てもほぼノンアルか、ほんの少〜ししか飲まない梅ちゃんだから、そんな乱暴な飲み方するはずが...
梅原「たんの、なんれ(なんで)そっちすわるんだよ」
『ちょ、呂律w』
梅原「ヨシキのほうがいいのかよ。こっちすわれよ」
斜め向かいに座ってるのに、私の腕を引っ張ってくる。これはほんとに梅原さんですか？え？
『こんな状況ならヨシキの隣の方がいいよ...』
中島「梅、ざんねーん。俺の方がいいって！w」
パタっと梅ちゃんの腕が虚しくテーブルに落ちる。
梅原「どーせきょーえんするのもおれじゃなくてえぐちさんのほうがいいんらろ...」
『え？』
共演？江口さん？
西山「あ」
中島「なるほど」
察したような顔をする二人。
『何？』
西山「そういえば、A達の舞台の情報見た時...梅ちゃん、ちょっとショック受けてたっぽい。ほら、梅ちゃんも8月に朗読劇あるし...」
中島「ヤキモチって事でしょ」
『やきもち』
西山「はぁ〜、なるほど。やけ酒だったんだぁ」
『共演って、仕事じゃん...』
梅原「ヨシキどいて」
中島「やだぁ、この子すごい乱暴ぉ...」
『やだやだやだ』
ヨシキを押し退けて隣に梅ちゃんが座ってきた。そのまま捕まった。
梅原「たのしいのかよ、けいこは」
『えぇ？た、楽しいよ...？』
西山「梅ちゃん若い子に説教するおじさんみたいw」
いやほんとそれ。
梅原「なにがたのしい？」
『色々と勉強になるし...』
.
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gtuysut5843…(プロフ) - 好き！！！！控えめに言って神！！！！泣けるし、笑えるし、いい話だし！！！声優さんたちとの関係性もすこです…続編楽しみにしています！！！ (2022年7月26日 2時) (
レス) @page50 id: 5bb1efd8a4 (このIDを非表示/違反報告)
ひまなみ(プロフ) - 作品読みました！もう！あーーー！！ってなるほどもどかしく、でも面白くて最高です！！更新頑張って下さい！！ (2022年6月16日 7時) (レス) @page50 id: e0f8058dad (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 作品読ませていただきました。日常的な会話や、感動シーンまで全てにおいて素晴らしい作品だと思います！この小説はとても面白くて好きなので、更新楽しみにしてます。 (2022年4月30日 17時) (レス) @page49 id: a995b7f6e9 (このIDを非表示/違反報告)
松野(プロフ) - きららさん» ありがとうございます！もっと上手く話を書きたいのですが難しいですね〜。亀更新ですがよろしくお願いします〜 (2022年1月8日 0時) (レス) @page49 id: 39a3459d31 (このIDを非表示/違反報告)
松野(プロフ) - 夜野 望さん» ありがとうございます！更新遅いですがお付き合いください〜 (2022年1月8日 0時) (レス) @page49 id: 39a3459d31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祭 | 作成日時：2021年7月14日 0時
