伊黒の姉上サマ 【鬼滅の刃】

◆48◇ ページ48

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『────それじゃあ』

炭治郎「や、約束してください!!」

『約束───？』

炭治郎「必ず、明日の朝でも何時でも･･･顔を見せてください!!」

『･･･そっか。 分かった』




ﾁﾘﾝ




『･･･行こうか』

鎹鴉[アァ！]

鎹鴉「急グゾ！」

炭治郎「え･･･」






鎹鴉が･･････二匹･･････？






善逸「あれ、鎹鴉って一匹じゃないんですか･･･？」

『ふふっ、この子はね･･････』

炭治郎「･･････」



もしかして･･･



『杏寿郎はんの、鎹鴉なんよ』

炭治郎「･･･！」



やっぱり･･･



善逸「え、そうなんですか！ でも、鎹鴉って二匹っていいのか･･･？」

『お館様が、良いって言うんですもん。 良いって事だと思いますよ？』

善逸「あ、なるほど･･･」

『それでは。 行かなきゃいけないので』





ﾁﾘﾝ






炭治郎「は、速い･･･！」




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─森奥─





日が暮れ、空に星が散りばめられている。






？？？「やっほ〜？ 零ちゃーん！」

『･･･その名、嫌い』

？？？「えぇー？ 自分でなったんじゃないの〜？」

『･･･』

？？？「それより･･･猗窩座と殺りあったの？」

『･････････っ』

？？？「ふぅん･･･？ まぁ、いいけどね」

『･･･』

？？？「なんか喋ってよ〜」

『･･･』

？？？「まぁ、いっか？ とりあえず此処に居るのはバレちゃうよね？？」

『･･･』

？？？「何か喋ってよ〜！ まぁ･･･良いけどね！」







二人の影は消えた───────。

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