3 - 任務 ページ3
・
『…任務、かぁ』
お兄ちゃんと一緒にやりたかったなぁ
五条「あれ、桜華じゃーん! 今日の任務を教えるよ〜」
『…』
五条「ずばり────特級呪霊!!!」
は?
『と、特級呪霊? なんで、そんな…難しくないですか……』
五条「大丈夫! 僕もついて行ってあげるから」
『…いや、大丈夫です』
もしその特級呪霊が、お兄ちゃん…だったら
いや、確実にお兄ちゃんだよなぁ…………。
五条「難しくないですかって自分から言ってるのに? 本当にいいわけ??」
『大丈夫ですって……』
多分
五条「ふーん、まぁ、そこまで言うならいいや。
じゃあ、場所はここね。 行ってらっしゃい」
私たちの家の近く
家って言っていいのかも分からない場所だけど
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「はぁ、任務とか可哀想〜」
まぁ、俺の妹ちゃんだしぃ? 平気だと思ったけど
カタンッ
「あ! 呪術師ちゃん来ちゃった? こんにちは〜」
ケロッとした態度
「─────って、あれ!? 妹ちゃん!!!」
『あー…お兄ちゃん、任務──なんだよね』
苦笑い
「なるほどね! 大丈夫、大丈夫…別に何もしないし?
でもでも、ちょっとは傷付いてた方が良いんじゃないかな?」
『え……?』
ザクッ
『…!?』
「ごめんね、痛いよね? でも大丈夫!
帰ってきたら完璧にキレイに治してあげるから」
『…そう、でも結構この傷深いと思うんだけど───?』
「あはは、それじゃ倒れないでしょ? 大丈夫」
『…』
「早く帰りなよ、あの学校に」
『了解。 ちゃんと、治してよね!?』
…マジで?
51人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シャルファ(プロフ) - めっちゃめちゃ好き!!更新がんばって!! (2021年2月6日 14時) (レス) id: b743e43445 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - こういうのを待ってた…更新頑張ってください。 (2021年1月5日 19時) (レス) id: 495bc5f437 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:*あめ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/
作成日時:2021年1月2日 4時