任務は呪霊退治……呪霊?? 【文スト×呪術】 (ページ31)

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31 - 宿儺の指ページ31

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『くっ……ぃｯだい…』

あの瓦礫の中からもがいてもがきまくって、やっと出れた。

『眩ｯ…』

太陽の明かりが眩しくて腕で目を覆った。

『…早くこの指を…先生に渡すん、だ』

きっとヤバい代物だろう。

『宿儺、ってなんだ、よ…』

くそ、東京校遠すぎだろ…

実際、そう遠くはない。けど

『まぁ、いいや』

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敦「これは、すごい…」

与謝野「こりゃ…すごいね」

倒壊した廃墟

周りには、警察が多くいた。

敦「こんな大きな建物が壊れたのか…。いつ頃だろう」

乱歩「朝方だろうね」

敦「え！？ら、乱歩さん！？」

与謝野「おや、乱歩さん。頼まれたのかい？」

乱歩「まぁ、そんなところだよ」

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─呪術高専東京校─

野薔薇「え、桜華が…」

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『やっと、ついた…』

悠仁「あれ、おーい！大丈夫？？」

『！この前の…』

悠仁「そうそう！虎杖ゆ─────え！？
なんで、宿儺の指持ってんの！？」

『…あぁ、これ、先生に…届け』

ふらついた桜華を

悠仁「うお！？ちょ、大丈夫…なわけないか。
先生んとこ連れていこう！！」

咄嗟に支え、背中におぶった。

悠仁「でも何で宿儺の指なんか…」